楽なバタフライはキックとストロークのタイミングで決まる

バタフライを泳ぐのがしんどい、うまく進まないという人はキックとストロークのタイミングが合っていないというのが原因の1つとして考えられます。バタフライでは1ストロークの中で第1キック(ファーストキック)と第2キック(セカンドキック)の2つキックが入ります。この2つのキックとストロークのタイミングが合っていないと息継ぎやリカバリー動作に難しさやしんどさを感じてしまいます。

今回はバタフライのキックの適切なタイミングと簡単な練習方法を紹介します。

そもそもバタフライのドルフィンキックが苦手な方は、先にこちらの記事を見て頂くと良いかもしれません。

 

泳ぎに悩む町人
 バタフライってなんであんなにしんどいんだい?25m泳いだら息がもう持たねえ。手足もいまいちスムーズに動かないし。

Yusan
確かにバタフライは4泳法の中でも1番しんどいよね。でも、手足のストロークとキックのタイミングをしっかり合わせればある程度は楽に泳げるよ!

 

 

タイミングの前に第1キックと第2キックの打ち方の違いを確認

キックのタイミングを話す前に2つのキックの打ち方の違いを確認しておきましょう。まず第1キックは体を前に乗せて運び、勢いをキャッチにつなげるためのキックです。第1キックは股関節をしっかり使って腰から深くけりこみます。蹴った勢いを再び腰へ伝え腰を前方にスライドさせるイメージがあるといいと思います。

 

 

一方第2キックは体をさらに前に運び、飛び出す勢いを得るキックです。第1キックと打ち方自体にそこまで差はありませんが、蹴り終えた後に足先から頭までが一直線になるように意識します。

 

 

第1キックは頭から沈んでいく局面、第2キックは上に浮いてくる局面でのキックになります。

 

Yusan
最終的には第1キックも第2キックも同じテンポで同じような形で打てた方がリズムよく進むけど、最初は変化をつけた方がいいと思います。

バタフライの第1キックを打つタイミング

第1キックを打つタイミングは手が前にエントリーした直後です。エントリーするときにけるということは、その前に予備動作のアップキックに入っておく必要があります。息継ぎをして頭を入れた時にアップキックを開始してエントリー直後にダウンキックです。キックが入って腰を前にスライドさせると勢いのあるグライドができます。グライドから体が少し浮き始める時にキックの勢いを利用してキャッチに入ります。

 

第1キックのタイミングが合えば伸びやかなバタフライとキックの勢いを利用したスムーズなキャッチがしやすくなります。

 

Yusan
手が入ったら勢いで伸びておくというより、ある程度伸びたら勢いを利用してキャッチをした方が楽です。泳ぎの流れが止まるとしんどくなります。

バタフライの第2キックを打つタイミング

第2キックは身体が水面に向かって頭から浮き上がっていくのに合わせて打ちます。息継ぎがつらい人や腕を回してくるのがしんどい人の多くはこのタイミングが合っていません。体が完全に浮いてしまってからキックを打って手を回すと頭は上げにくいし腕も回しにくいです。逆にタイミングがはやすぎても腕を回すのに一苦労です。

 

 

理想は身体が上に向かい始めた時に第2キックを打つ、その勢いを使って頭の飛び出しと同時くらいに腕も水面に出始めることです。分かりやすいタイミングは、ストロークのフィニッシュが始まる直前に第2キックを入れ始めることです。結果、キックとフィニッシュ自体はほぼ同時になります。ちょうど腕が肩の真下あたりに来た時に水を後ろに押すと思いますが、この直前に第2キックを入れ始めることで身体が斜めへ飛び出す勢いがつき、それに合わせて楽に手を回してくることができます。

 

 

バタフライのキックのタイミングをつかむ練習方法

バタフライのキックのタイミングをつかむにはその局面に集中できるようなドリル練習が効果的です。一番のおすすめはリカバリー無しのバタフライです。方法は簡単です。壁をけって手を前にのばした状態でスタート。第1キックからストロークのフィニッシュ(気を付け姿勢のところ)まで行います。本来であれば手を回して戻してきますがフィニッシュした時点で止めます。手は水中から前に戻してまた第1キックから繰り返します。

 

 

このドリルではリカバリーが無いので第1キックと第2キックのタイミングに集中できます。タイミングがつかめてきたら呼吸動作もつけてやってみてください。呼吸がスムーズにできるようになればタイミングはかなり良くなっているはずです。

 

 

これでもまだタイミングがつかみにくいという場合にはさらに分解したドリルを行います。第1キックのタイミングが分からない場合は第1キックを打って水をキャッチするところまでいったら水中から手を前に戻します。以下繰り返しです。第2キックのタイミングが分からない場合はフィニッシュと第2キックだけを繰り返します。肘を曲げてフィニッシュする直前の態勢からスタートしてフィニッシュと第2キックをしたらまた水中から手を戻してきます。

 

 

ドリルを行う際の注意点としてはドリルばかりしないことです。あくまでもドリルはスイムのために行うものです。動作をドリルで意識付けして、それをスイムに還元できないと意味がありません。行きの25mはドリルで帰りの25mはドリルでやったことを意識しながらスイムで泳ぐなどしてみてください。また新しい技術習得は疲れた状態だと脳への神経伝達が鈍くて効率が悪いのでフレッシュな状態でやること、疲れるほどハイペースでやらないことも効果的です。

 

 

Yusan
今回はバタフライのキックとストロークのタイミングについて解説しました。少しでも楽に泳ぐのに役立てばと思います。

 

Yusan
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Yusan
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