泳いでいる時、脇を使えていますか?

皆さんは泳いでいる時にきちんと脇を使えていますか?脇を締めるような力の入れ方をすることで、動体についている大きな筋肉も効率よく使うことができ、力強いストロークができるようになります。

スポンサードリンク

 

この脇を使うという感覚、個人的には姿勢の次くらいに重要視しているので、頻繁に発信していこうと思っています。

「脇を使う」とはどういうことか。

今回はフワッとした内容ですが、何かしらつかんでもらえたらなと思います!

 

脇を使う=体の中心と腕を繋げる

脇は肩の関節とも捉えることができます。

肩の関節が動くからこそ腕が振れますし、水泳のストロークを行うことができます。

肩を動かすために、胴体から上腕骨や肩甲骨に繋がる複数の筋肉を使っています。

例えば、大胸筋や広背筋と言った有名な筋肉。

水泳でもすごく重要で、これらの筋肉が使えると力強いストロークを生み出すことができます。

 

そして、使えるようになるために大切なのが「脇を使う」という感覚です。

脇を使うことができると、胴体から生んだ大きな力を腕に伝えることができます。

肩甲骨が使えていないとか、手だけで泳いでいるとか、もっと背中で泳げとか言われる状態から卒業するには、脇を使う必要があります。

 

繋げるというイメージを説明する時に良く使うのが、漢字です。

胴体部分にある「肋骨」

肋骨の「肋」と言う字は「力」が1つ。

「脇」という字は「力」が3つ。

肋骨(体の中心)から生んだ力は脇を介して大きくなる。

繋がりを説明するために重宝している言葉です。

そんなふうに勝手に解釈していますが、すごく分かりやすいでしょ?笑

腕を伸ばしている時に開く、かくときに締める

では脇の使い方を具体的に説明していきます。

基本は2つです。

1.腕を伸ばしている時に「開く」

2.水をかくときに締める

 

「え?当たり前やろ?笑」「てか勝手にそうなってるやろ?」と思われるかもしれませんが、

大切なのは、ここに意識が有るかということです。

そして、意外と多くの方ができていないのが現実です。

 

開くとき、というのは

例えば、平泳ぎのグライド局面~キャッチ局面。

息継ぎが終わって手を前に戻し、スーッと伸びている時。

そしてそこから外側に手を開く。

この時に、明確に「自分は脇を開いている(伸ばしている)」という自覚があるかどうかです。

 

そして、水を自分の胸の方へ集める時に脇を締めます。

この時も、脇を締めているという明確な感覚はありますか?

手で水を集めてくるだけでは力強いストロークになりません。

脇を締めると意識することで、肩関節がしっかりと機能し、胴体についている強い筋肉がストロークを関与させることができます。

 

クロールやバタフライ、背泳ぎでも同じです。

水を遠くでキャッチ。

この時には脇を開く(伸ばす)感覚。

そして水を後ろへ押していく時には脇を徐々に締めていきます。

脇が開いたまま水をかいていると、どうしてもフワッと流れたようなストロークになりがちです。

また、体から遠い位置で水をかいてしまうため、進むにも浮くにも勿体ないです。

陸でのトレーニング時も脇はキーになる

陸でトレーニングをする時にも脇はキーになります。

例えば腕立て伏せ。

これも脇が開きすぎていると、肩に不適切な負担がかかるだけで、ターゲットにしている胸や腕、肩の筋肉に刺激を入れることができません。

完全に脇を締めてしまうわけではありませんが、首筋にスペースを常に作っておくイメージで、脇は45°くらいに開いた位置をキープします。

45°の位置をキープするということは、開きつつも締めているというバランスが重要です。

「感覚としてある」というのを大事にしてください。

そして、押していく時(体を持ち上げる時)には脇を絞っていくようなイメージを持ちます。

 

他にも、背中を鍛える懸垂やローイング種目なども、脇を開いた(伸ばした)状態から締めていくことで背中の筋肉を使うことができます。

この時も首すじにスペースを作り続けます。

このスペースを潰さないようにするには、常に脇を軽く締めておく力と開いておく力のバランスをとっておかねばなりません。

重りを引くときも脇を締めていくイメージを持つことで背中の筋肉を使いやすくなります。

 

脇を使う事で、体の中心の方にある力強い筋肉を使いやすくなります。

それは泳ぐときもそう。

強いストロークをするために、もう一度脇について見直されてみては?

 

スポンサードリンク

以上です。

お知らせ

 

公式LINE!

名前をクリックでレビューがご覧になれます。

FORMSストーリー レッスンでの取り組み

Links

メディア掲載

 

 

パーソナルトレーニング詳細ページ

 

 




無料配布中!

レッスン・パーソナルトレーニングに
今すぐ申し込む・相談する
レッスン・パーソナルトレーニングに
今すぐ申し込む・相談する