身長と水泳の関係

今日は少し残酷なことを書こうかなと思います。タイトルからも分かるように、水泳って身長にどう影響されるかということを考えていきます。はっきり言って有利です。でもあくまでも計算上。でも工夫次第でなんとかなったりします。それがスポーツ。

 

4つのテーマに分けて書きます

1.ゴールまで近い

2.手足の長さ

3.ハルスピードという概念

4.身長の低さをカバーするには?

身長が高いと有利?(ゴールまで近い)

身長が高いことは必ずしも全てのスポーツで有利というわけではありません。

体操競技やフィギュアスケートなどの選手は他のスポーツと比べて身長が低い場合が多いです。

 

水泳はどうでしょうか。

もちろん身長の低いトップ選手もいますが、やっぱり上位層はデカい。

どうしてなんでしょうか。

やっぱり有利なんでしょうね。

 

身長が高いと単純にゴールまでの距離が近くなります。

壁を蹴るその瞬間から数センチ前に出ている状態です。

陸上などの他のレース種目と違って、水泳は体を倒した状態で行うのでこの差が分かりやすいです。

わずかな差かもしれませんが、タッチの差で勝敗が決まるスポーツなのでやはり有利です。

身長が高いと有利?(手足の長さ)

身長が高いと、必然的に腕と脚も長くなります。

よほどの短足でない限り、ある程度比例して腕と脚も長くなります。

 

腕に関しては長い方がストローク動作時の遠心力も大きくなるので有利だと考えられます。

1ストロークの距離も長くなるので、より遠くの水を長い間かくことができます。

体のサイズが大きいと手のひらも大きくなりやすいです。

これも言うまでも無く有利です。

 

脚に関してはいろいろ意見があります。

身長のわりに短い方が水泳には有利だとか。

たしかに脚が長いと沈みやすそう。

しかも、腕と違って脚のキック(ドルフィンキックやバタ足)は上下の動きなのでそんなに有利ではなさそうです。

平泳ぎに関しては脚が長い方がキックで長く水を押せそうです。

でも体を使いこなせないとピッチが上がりにくそうですね。

 

そう考えると、身長が高くて腕が長いけれど、脚は短い人が最も有利かもしれませんね。

あとはあれだ、足のサイズが大きい人。

フィン搭載してますね(笑)

ちなみに、マイケル・フェルプス選手は32cmもあるそうです。

ハルスピードという概念

水泳だけに限らず水面を進む物体にはハルスピードという概念があります。

ハルスピードとは進んでいる物体(水泳ならスイマー自身)の長さ(体長)と波長(波頂部から波頂部までの長さ)が同じになるスピードのことです。

 

もう少し分かりやすく書きます。

 

泳ぐと波が立ちますが、体の前側と後ろ側に一つずつ波頂部(波の最も高い部分)があると思ってください。

泳ぐスピードが一定まで上がると、その2点間の距離がスイマーの体長(腕を伸ばして泳いでいる状態)と同じになります。

なので波と波の間に身体が収まった状態になります。

その時のスピードをハルスピードと呼びます。

ハルスピードになると波に沿って泳ぐ状態になります。

そして、理論上ハルスピードがその人が出せる最大限のスピードだというふうに考えられています。

 

つまり、ハルスピードは身長(体長)に依存しているため水泳においても高身長は有利だということが言えます。

子どもの場合は身長が伸びていくので、勝手にハルスピードも高くなっていき、出せるスピードの上限値が上がっていきます。

子どもの時は成長した分だけタイムが伸びるのも納得がいきます。

 

行楽地の池や湖にあるファミリー用のボートは太くて短いですが、競技用のボートは長くて細いです。

これも体長を伸ばすことでハルスピードを高める働きがあります。

 

ハルスピードの概念から考えると、理論上は身長の高い人の方が元々出せるスピードの上限値が高くて有利だということが言えます。

だからと言って身長が伸びなくなったら諦めたり、身長が低いからと自分の可能性を限定してしまう必要はありません。

既に身長の高い人も、さらに速くなるための努力はあります。

身長による不利を解消するには?

理論上、身長によってその人が出せる最高速度(ハルスピード)は決定されますが、これは超えることができます。

だからこそ記録は更新され続けています。

 

ハルスピードを超えるために必要なことは波に乗って泳ぐということです。

波に乗って泳ぐとは、前にある波頂部に向かって乗り上げるように泳ぐことです。

これがなかなか難しいのですが、まずはフラットな姿勢、上下動の少ない泳ぎが大切になってきます。

 

そして、何らかの方法で今より推進力を高めること。

推進力の高め方には2つあります。

ひとかきずつの推進力を大きくするか、頻度や手数を増やすことです(ピッチを上げる)。

 

ただし、波にぶつかりやすくもなります。

波にぶつかりやすくなるとエネルギーの消費が激しくなります。

姿勢に気を付けて抵抗を受けにくくしたり、持久力をつけたり、波に乗ることはあきらめてペース配分を考えたり。

皆さんはどんな作戦で行きますか?

 

eye catch Photo by olia lialina on Unsplash

お知らせ

公式LINE!

名前をクリックでレビューがご覧になれます。

F.O.R.M.S swim CL Instagram

レッスンでの取り組み姿勢 レッスンでの取り組み姿勢2

Links

こちらのクリニックでトレーナーをしています

オリジナルのハンドメイドブランド




僕は5G嫌やで

 

愛用のケア用品