体が硬いのはストレッチだけではどうにもならないときがある

水泳に限らず、全てのスポーツにおいて適度な関節可動域と関節を意のままに操る能力が大切です。

可動域を高めるために、多くの現場でストレッチが取り入れられていますが、ストレッチだけでは可動域が高くならない場合があるということを皆さんはご存知でしょうか?

 

スイムレッスンに新しいコースを追加しましたので、今回はそれに関連した内容で書きたいと思います。


コンディショニング+スイム

一人一人の体の特徴(姿勢や弱点)に合わせた30分間のコンディショニング(筋肉のリリース、アクティベーション、ストレッチetc)を行い、体をベストな状態にしてから60分間のスイムを行います。


 

ストレッチは可動域を高めるための手段の1つです。

手段の1つであって、改善しない場合は他のアプローチも試す必要があります。

今回紹介する方法には、自分一人でできるもの、できないもの、時間がかかるものなど様々な方法がありますが、読んでいただければと思います。

1.あなたの認識が邪魔をする

まず、認識が邪魔をすることがあります。

いきなり何言ってんだこの人って感じかもしれませんが、本当です。

例えば、腕が上がりにくい、肩が動きにくいといったお悩み。

(合わせて読むと理解が深まる記事はこちら)

 

肩の認識と、腕を子から動かすべきかの認識が現実とずれている場合があります。

体はイメージを優先させます。

イメージと実際の解剖学的事実に相違があると上手く動きません。

肩の関節は、脇のところであって、首すじの延長線上ではありません。

 

腕の動きは鎖骨から始まります。

つまり、肩を動かして腕をあげる動作は、鎖骨から始まり、脇を広げていくことで成立します。

理解するだけで突然体が動きやすくなるわけではありません。

認識を変えるには、個人差はあれど、それなりに時間がかかります。

 

他にも腰の認識。

体をひねりににくいというお悩みの場合。

体をひねる動作は、胸椎から上で起こります。

多くの人が腰と認識している腰椎は、動いても5°程度しか回旋することができません。

腰椎は安定すべき関節で、体をひねるのは腰からではなくて「腰より上」「みぞおちのあたり」からです。

この場合はもしかすると、腰から捻っていた方が動くと思われる方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、それは本来安定すべき関節が不安定になっているわけであって、体をひねる上で正常な方法が取れているわけではありません。

腰痛の原因になったりするので、認識と動作を改めたいところです。

2.筋肉をほぐす

筋肉をほぐす、すなわちリリースをすることで可動域が高まります。

疲労、姿勢不良などのなんらかの理由で筋肉に緊張がある場合、パートナーやトレーナーに筋肉をほぐしてもらうことで筋肉がほぐれ、可動域が出る場合があります。

筋膜リリースは最近かなり有名になってきましたね。

物理的に筋肉がほぐれることもそうですし、

外部から指圧や摩りを加えることで皮膚にある感覚神経から情報が伝達され、筋肉がリラックスする(ゆるむ)と考えられています。

なんならしばらく手をかざしておくだけでも少し効果があったりします。

3.姿勢による影響

姿勢を良くしようというのは、どのスポーツでも言われていますし、このブログでも散々書いていると思います。

なぜそうするかと言いますと、良い姿勢であるときに筋肉や骨が最適に動くようになっているからです。

なので、「〇〇が硬い」「動きにくい」と言って特定の関節や筋肉にだけアプローチをしても改善しない場合があります。

姿勢も認識に関わってきますが、そこを正した上で動いてみるだけでも可動域は変わります。

姿勢については、このブログもですし、姉妹サイト、インスタでたくさん発信していますので、また探してください。

もしくはレッスン、パーソナル、オンラインパーソナル等で修正いたします。

4.性格や精神状態

実は性格や精神状態によっても可動域は変わります。

例えば、落ち込んだ気分でいると姿勢が悪くなって可動域が落ちます。

緊張している時は、交感神経が過剰に働き、姿勢や呼吸の乱れ、そして筋肉の緊張を招き、可動域が落ちます。

不安に押しつぶされている時も同様の変化があります。

一方、リラックスできる環境であれば筋肉も緩みやすく、可動域が出やすいです。

整体や鍼灸院などで、空間やBGMにこだわっているところも多いですが、知らず知らずのうちにそう言った効果が出ているはずです。

5.身に着けるもの

身に着けるものすら影響します。

ネックレスやブレスレット、女性であれば髪の毛をくくるか解くか。

身につけている状態というのは、常に皮膚から脳へ信号を送っている状態です。

その信号が変化することですら人間の体は緊張したりリラックスしたりします。

6.痛みへの敏感さ

痛みに敏感か否かも可動域に影響を与えます。

例えばストレッチをしている時、「ここまで伸ばすと痛い」と感じるポイントがあると思います。

ところが、この痛みのレベルをどう感じるかは人それぞれです。

もしかすると、同じレベルの痛みを味わっていても、それを痛いと感じる人とそうでない人がいます。

当然痛みに鈍感な人の方が、ストレッチでも伸ばせる範囲が大きくなりやすいです。

 

でも、これに関しては良いか悪いかは断言できません。

なんでも過ぎたるは猶及ばざるが如しです。

痛みに鈍感すぎる=怪我などに気が付きにくいとも言えます。

7.筋肉の状態

筋肉の状態も影響を与えます。

特に管理しやすいのは、筋肉の温度と水分量です。

これを実感しやすいのは朝です。

朝起きてすぐ、前屈でもしてみてください。

日中よりも動かなかったり、張り感があると思います。

朝起きてすぐは筋肉の温度も低いですし、水分も枯渇しがちです。

 

普段から水分補給をしっかりすること(2リットルのボトルは毎日開けよう)、十分なアップをすること。

この2点を心がけるだけでも可動域は大きくなります。

最後に

可動域、柔軟性=ストレッチ みたいな時代は終わりを迎えています。

実際に、私もパーソナルトレーニングの際に、

認識、リリース、姿勢による影響にアプローチをして可動域を改善しています。

しゃがむことが出来なかった人に試し、セッション終了後にはしゃがめるようになっていたり。

 

なかなか自分一人では出来ないこともありますが、何かヒントになれば幸いです。

 


コンディショニング+スイム

一人一人の体の特徴(姿勢や弱点)に合わせた30分間のコンディショニング(筋肉のリリース、アクティベーション、ストレッチetc)を行い、体をベストな状態にしてから60分間のスイムを行います。

料金など詳しくは→レッスンはこちらから

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