腰が抜けたストリームラインをしていない?

皆さんはストリームライン(けのび)を組む時に、どこを意識していますか?肩甲骨?肩?お腹?もちろん大切。意識せねばなりません。ところが、せっかく意識できているのに、もう1カ所大切なところを意識できていないがために腰の反ったストリームライン=腰抜けストリームラインになっている人がいます。その大切なところというのが「骨盤底筋群」=お尻の穴です。ストリームラインではお尻の穴をきゅっと締めましょう。

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腰抜けストリームライン

腰抜けのストリームラインとはこんな感じ。

腰が反っていますよね。

お腹や肩甲骨、肩は意識しているのに、なぜか腰が反ってしまう。

必死でお腹をへっこめようとするけれど、どうしても反った腰がまっすぐにならない。

そんなジレンマを抱えたスイマーは地球上にたくさんいると思います。

 

解決する策は1つ。

このブログでいつも言っている、「おしり(骨盤底筋群)」を締めること。

骨盤底筋群は背骨の土台になる部分。

ここが締まって、骨盤が締まれば、骨盤がフラットからやや後傾になり、腰がまっすぐになります。

腰抜けストリームラインは水の抵抗どうこうって話でもありますが、

骨盤底筋群が機能しないまま泳いでいると腰痛の原因にもなるので、注意して欲しいのです。

腰抜けの状態では、常に腰部脊柱に圧迫ストレスがかかるので。

特にビート板キックの時などは要注意。

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肩をすくめすぎない。挙げるのは肩甲骨

ストリームラインを組む時に、水の抵抗を小さくしようとするがあまり、逆に抵抗を増やしてしまうことがあります。

腕と耳の隙間を小さくしようとしすぎてしまうことで起こります。

後頭部を完全に収納してしまうような感じですね。

確かに進行方向からの抵抗は減るのですが、後頭部の方がデコボコして変に水流ができてしまいます。

無理にしまい込もうとしなくてもOKです。

腕は耳の横くらいでかまいません。

 

しかも、この状態でお尻を意識せず、体を絞ろう絞ろうと意識すると、さらに腰が反ってしまいます。

ストリームラインを組む時、肩甲骨は寄せますが、肩まで寄せようとしなくてOKです。

そして、肩ではなく肩甲骨と鎖骨を上げるイメージ。

これで自然な形でのストリームラインが取りやすくなりますし、体の動きを邪魔せず力強いドルフィンキックが打てます。

「腹筋を意識」という言葉の曖昧さ回避

ストリームラインでは、「腹筋に力を入れる」と言われがちですが、、、、。

これでは曖昧過ぎて解釈がたくさんあります。

ツッコミどころとしては、

1.腹筋という筋肉は無い

2.腹筋群と仮定して、腹筋群のどの筋肉かによって働きが違う

3.力を入れる とはどんな力の入れ方?筋肉によって違う

 

まず、ストリームラインで使うお腹周りの筋肉のメインは腹横筋。

腹部にコルセットのように巻き付いている筋肉です。

腹横筋の働きは、内臓の圧迫と、腹部の緊張です。

簡単に言うと、おへそを引っ込める動き。

ウエスト測定でサバを読む働きです。

他にも、腹式呼吸で息を吐ききる時に使う筋肉です。

 

つまり、ストリームラインでは腹横筋を機能させる必要があります。

力の入れ方としては、上記2つが馴染みやすいかなと思います。

もちろん、6パックで有名な腹直筋や、斜めに走る内・外腹斜筋も全く使わないというわけではありません。

ですが、あくまでもメインは腹横筋です。

 

もし、「腹筋に力を入れる」と言うだけで誤解を招き、腹直筋に力を入れるとどうなるか。

腹直筋は「いわゆる腹筋運動」に代表されるように、背骨を曲げる働きを持っています。

それでストリームラインを組むとどうなるか。

もうお分かりですね、くの字に曲がったストリームラインの完成です。

なぜこの秘密を知ったか

僕は体のことを勉強し始めたのが大学生になった時からです。

高校生の時も自学で多少は学んでいましたが、大学生の時ほどがっつりやる暇もエネルギーもありませんでした。

僕もストリームラインでどう頑張っても腰が抜けてしまう高校生スイマーの1人でした。

なかなか「おしり」について指摘してくれる人は周りにいませんでした。

チームメイトの速い子は、自然とそれができているようで、自分でもどうやっているのか分かっていない様子(笑)

 

大学生になり、トレーナー/コーチとして働くようになり、勉強と経験を重ねるうちに

いつの間にか「おしり」は普通の事になっていました。

誰でも最初は分からないことがあって当然。

やっぱり体を使って楽しむのがスポーツ。

たくさん体を動かすことも大切ですが、少し立ち止まって

「自分の体はいったいどんな構造なんだ」と考えてみる時間があっても良いかもしれませんね。

逆に効率が上がるかも。

 

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