プルブイをちゃんと使えていますか?

水泳初心者の方も上級者の方も、試合に出る人もそうじゃない人も、練習でよくプルブイを使うと思います。プルブイは脚に挟むことで下半身が浮いて、キックを打たなくても身体が沈みにくくなります。だからこそ、プルブイの浮力に頼りすぎないこと、浮力で姿勢を崩れないようにすることが大切です。

 

よくプル練習(キックを打たないで泳ぐ練習、腕の練習)で使われます。

ちなみにプルブイってこういうやつです。

競泳の方ならこっちかな

絶対一度は使ったことがあると思います。

ところがこのプルブイをちゃんと使いこなせていない方が結構います。

そこで今回はプルブイを使いこなすために必要なことについて考えていこうと思います。

有るはずない浮力が足される

皆さんがプルブイを挟んで練習するのはなぜですか?

プル(腕のかき)を強化したいから?

キックを打たなくても身体が浮いて楽だから?

プルの技術練習のため?

 

理由は様々かもしれませんが、最終的な目的は「スイムが速くなる」「上達する」ということではないでしょうか。

プル練習が速くなることが目的ではないはずです。

確かにプルブイは泳ぎの上達を助けてくれる便利な道具です。

しかし便利が故に私たちは甘えてしまっています。

最終的な目標であるスイムが速くなるということ、上達するということを考慮して使わないといけません。

 

*スイム=普通に泳ぐこと

 

プルブイは言わば形を変えたビート板です。

なので浮力があります。

まずこれが大前提です。

 

人間が普通に泳ぐ場合(スイム)、浮力が大きく働くのは浮心がある肺(胸)です。

一方、プルブイを脚に挟むと大きく浮力が働くのが肺とプルブイ(股部分)の2か所になります。

すると、通常のスイム時とは条件が変わってきます。

スイムでもキックを打つので脚に浮力は感じれますが、浮力を感じる場所や強さはプルブイ装着時と異なります。

浮力のかかり方は姿勢にも影響を与えます。

プルブイを挟んでいるとお尻が浮きやすくなる半面、骨盤が前傾しやすくなります。

骨盤が大きく前傾してしまうと背中が反ったような姿勢になります。

特に子どもの場合に顕著な印象です。

*背泳ぎの場合は若干異なりますが、前傾しやすくなります。

 

背中が反った姿勢になっても、プルブイがあるから体は沈みません。

するとそのまま泳ぎがちです。

もしプルブイを外して背中が反った姿勢で泳いでいたらどうなるか。

沈みますよね。

挟みつぶす

「挟みつぶす」という言葉をプルブイを使った練習では大切にしてください。

前章で述べた通り、プルブイを挟むと骨盤前傾、背中が反る方向に浮力が働きます。

これを阻止するためには、プルブイを股で挟みつぶす、締める意識が大切です。

力んで体が動かないほどに締めなくて良いですが、浮力に対抗する程度には挟みつぶしてください。

太ももの内側にある筋肉(内転筋など)、お尻の筋肉(殿筋群)を使ってプルブイを挟みつぶします。

 

太ももの内側の筋肉とお尻の筋肉はいずれも姿勢を保持することに関係している筋肉です。

お尻を締める動きと、太ももの内側を締める動きは一見反対のように感じますが、それで良いです。

2つが拮抗しながらプルブイを挟みつぶすことが大切です。

姿勢は拮抗の中で生まれるバランスによって支えられています。

挟みつぶせばお腹も使いやすい

プルブイをしっかり挟みつぶして浮力に対抗することで、お腹周りも使いやすくなります。

おへそを引き上げ、引き込むという水泳の基本です。

お尻の意識もおへその意識も共通しているのは骨盤を真っ直ぐからやや後傾に保つためです。

 

お腹が使えれば、首の後ろも使いやすくなります。

よくブログやインスタで言っているように、背骨はお尻の締めと首の後ろを伸ばして安定させることでまっすぐになります。

プルブイは腕の練習であり姿勢の練習である

こういった姿勢に関係することをしっかり意識した上で腕を回してプル練習をしていきます。

プル練習ではキックを打って体を浮かせる、進ませるという負荷はかかりません。

その代わりプルブイの浮力によって崩れそうになる姿勢を自分の力で保たなくてはいけません。

脚への負荷は無くても、姿勢を安定させる筋肉には浮力に対抗するための負荷がかかります。

 

スイムの時に良い姿勢でいるために、姿勢維持に負荷をかけたプル練習を積むという意味合いもあります。

腕だけに負荷をかける練習だと思っているのは勿体ないと思います。

本来の使い方ができていれば脚以外すべてしっかり使う練習です。

体の大きさvs浮力

ちなみに、体のサイズ(身長と体重)によってプルブイから受ける影響の大きさは変わってきます。

競泳用のプルブイはジュニアスイマーから大人のスイマーまで同じ規格のものを使うことが一般的です。

そうなるともちろん体のサイズに対しての浮力が子どもの方が大きく、姿勢もブレやすくなります。

 

子どもの方が抑えるのが大変化もしれません。

でも競泳なので、そこは頑張ってください(笑)

きっと強くなれます。

 

大人の場合は子どもほどおさえなくても姿勢がブレないかもしれません。

ですがプルブイに頼って下半身を浮かせているだけだと、スイムになった時どうなるでしょうか。

 

その練習は実践的なものでしょうか。

 

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