ISL(国際水泳リーグ)のスキンレースが面白いので見て欲しい件

突然ですが、皆さんは国際水泳リーグ(ISL:International swimming league)についてご存知でしょうか?ISL自体面白いのですが、その中でもスキンレースと言うのが画期的でなんとも面白いんです!50mを勝ち抜け式なんです!

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*この記事は2020年4月に初回投稿したものです。定期的に最新情報に更新しています。

ISL(国際水泳リーグ)とは?

ISLは世界のトップスイマーが8つのチーム 10チームに分かれて得点を競う団体戦の大会です。

(2020年の大会から北島康介氏がGMを務める東京フロッグキングスと、カナダのチームが追加)

 

賞金もかかっている大会で、世界水泳やオリンピックとはまた違った派手な演出が特徴です。

2019年から新設されたばかりの大会ですが、有名な選手がたくさん参加しており、これからさらに盛り上がるんじゃないかと思います。

日本からは唯一瀬戸大也選手が参加しています。

2020年現在、日本からは東京フロッグキングスが参加し、多くの日本トップスイマーが参加しています。

 

2019年のシーズンでは、

アメリカ本拠地がを本拠地とする4チーム、ヨーロッパを本拠地とする4チームが参加。

まずアメリカの4チームで3戦、ヨーロッパでも同様に3戦行われました。

そして年末にそれぞれ得点上位2チーム、計4チームがラスベガスに集まって決勝大会を行いました。

 

個人種目は800mと1500m以外あります。

リレーは400mのメドレーリレー、フリーリレー、混合フリーリレーです。

普段は他国でライバル同士の選手たちがリレーを組むこともあるので、これまた面白いです。

レースは短水路です。

そして、タイムや順位を元に、ISL独自の得点ルールが設定されています。

 

スキンレースという壮絶なやつ

そして、ISLでしか見ることのできないレースがあります。

それがスキンレース。

スキンレースは50mの自由形を8人で勝ち残りで行うものです。

(*2020年シーズンでは50m背泳ぎ、平泳ぎも追加)

まず8人で1本目を泳ぎます。

上位4人が残ります。

少し休憩して2本目。

今度は2人が残ります。

また少し休憩したら、最後に2人で決勝戦。

休憩と書きましたが、3分サークルでレースを行います。

つまり、よーいドンから次のよーいドンまで3分。

男子の自由形なら、大体20~22秒くらいで泳ぎます。

プールから上がったり、スタート台に乗って準備する時間も必要なので、休憩は2分くらい(笑)

しかも、3本ともほぼ全力。

 

きっつ…ようやるわ(笑)

 

休憩時間は自由なので、プールでゆっくり泳いで体をほぐす選手や座っている選手など様々です。

トレーナーさんにマッサージをしてもらうのもありなので、レースが終わるとトレーナーがダッシュしてきます。

この疲労の抜き方も選手それぞれで面白い。

 

とりあえず、リンクを貼っておきますので2019年シーズンのラスベガスでの男子決勝の模様をご覧ください。

 

どうですか、顔触れが世界水泳なんですよ。

ドレセル選手、マナドゥ選手、プラウド選手にエイドリアン選手。

 

2028年までハンドボールやるとか言って水泳から離れていたマナドゥ選手が決勝に。

ほんとすごい。

見ていてわくわくします。

トーナメント戦は予想以上でした

何年か前から、水泳もトーナメント戦とかやればいいのにって思っていました。

でも、プロリーグが無い以上それをする意味もありませんし、種目によっては体への負担も大きいので、夢物語だなと思っていました。

そしたらなんと、やっちゃいましたよこの人たち(笑)

しかも3分間隔という過酷さで。

「3分もあるじゃん」と思ったそこのあなた、今すぐにプールへ行って全力で50m×3本を3分サークルで泳いで来てみてください。

タイムもほぼ落とさず、レーススピードで。

タイムはどれくらいのレベルなのか

ちなみに、スキンレースのタイムはどれくらいのレベルなのでしょうか。

短水路のレースです。

 

1本目(4着まで掲載します)

1.マナドゥ選手 20秒84

2.ドレセル選手 20秒89

3.エイドリアン選手 20秒98

4.プラウド選手 21秒00

 

短水路世界記録は20秒26(ちなみにマナドゥ選手の記録)です。

そう思うとなかなかのレベルで泳いでいると思います。

2本目3本目とレースは続くのに。

 

日本記録は20秒95です。

4着プラウド選手が21秒00なので、日本人選手にも勝ち抜ける可能性が!

今後に期待!

 

2本目(準決勝)

1.ドレセル選手 21秒76

2.マナドゥ選手 22秒19

3.エイドリアン選手 22秒43

4.プラウド選手 23秒12

全体的に約1秒落としている感じです。

21秒76は2019年の日本選手権(短水路)の5位か6位くらいのタイムです。

22秒43は2020年の日本選手権の標準タイムをギリギリ切れないくらい。

まあ2本目でこれって半端ないんですけどね。

 

3本目(決勝)

1.ドレセル選手 21秒46

2.マナドゥ選手 23秒83

いや、なんで2本目からタイム上がるのさ、、、(笑)

凄まじいわ。

マナドゥ選手がゆっくりに見えるって(笑)

日本人選手も活躍

2019年シーズンは400m個人メドレーで瀬戸選手が圧巻の世界記録で優勝したり。

2020年のブダペストの大会では50m背泳ぎのスキンレースで入江選手が最後まで残っていたり。

→ライアン・マーフィー選手とめちゃ接戦。

 

これからも楽しみですね!

 

スプリント能力以外も出る?

結局優勝したドレセル選手は3本とも高いレベルで泳いでいます。

最高タイムを出したのはマナドゥ選手ですが、1本目と3本目のタイム差は2秒近くあります。

となると、スプリント能力以外にも回復力や持久力、回復の戦略、勝ち残り戦略も大切になってくるのでしょうか。

 

女子で優勝したサラショーストロム選手も1本目は2着ですが1本目と3本目の差が1秒もありません。

まだ国際水泳リーグは始まったばかりの大会です。

きっとこれからスキンレースの戦略も発展してくるんだろうなと思います。

レースの様子はYoutubeのISLのチャンネルから見ることができます。

世界水泳やオリンピックとは違う派手な演出と、各国の選手がチームを組んで戦うISLを今後も楽しみに!

 

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公式チャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCBoEDuW0Lg7AmCkts1j8LyQ 公式サイト→https://isl.global/

 

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