平泳ぎの上達はやっぱりストリームライン(けのび姿勢)

平泳ぎを速くなりたいなら、やっぱりストリームラインを極めていくことです。泳ぎの中のストリームラインというと、頭の上で手を組んで静止している姿がイメージされがちですが、泳ぎのどのシーンもその応用編みたいなものです。特にそれがものを言うのが平泳ぎ。今回は平泳ぎの伸び悩みを解消すべく、ストリームラインについて改めて見直していきましょう!

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平泳ぎは調子の悪い時ほど基本を見直そう

おざきコーチ
おざきコーチ
調子の悪い時ほど難しいことではなく、基本に帰えることが大切です!

平泳ぎは最も水の抵抗を受けやすい種目。だからこそ4泳法の中で最もストリームラインが重要な種目です。また、他の種目よりも水を押していられる時間が短いので水をキャッチする技術も高いものが求められます。

 

平泳ぎで何か泳いでいて進まない感じがするという時は次の順番で確認をしてみて欲しいです。

【平泳ぎの調子が悪い時の確認】

✅ストリームラインの確認(けのびや水面での板なしキックなど)

✅スカーリングの徹底

✅キックの確認

 

基本のストリームライン姿勢からの逸脱が大きければ大きいほど水の抵抗は増えて進みにくくなります。

前に伸びているグライド中だけでなく、キックの足のひきつけ時なども腰が沈みやすいですので、お腹の力を抜かずに水面に近い位置をキープする必要があります。

 

調子が悪い時の泳ぎを、指導者目線で見ていると明らかに腰の位置が普段より下がってしまっていることがよくあります。

平泳ぎのストリームラインで確認したいグライド姿勢

平泳ぎは、一瞬前で伸びる時間があります。

ただ、「伸びる」と言うと完全に止まってしまう人が多いので、正確には「伸びながら水をキャッチする」になります。

ある程度レベルの高い選手の50mになってくるとピッチが速く、流石に「伸びる」なんて局面は見えませんが、あくまでもイメージは「伸びながらキャッチする」です。

感覚的には早送り。

 

さて、そんな伸びる場面(グライド)ですが、ただ伸びているだけではストリームラインが崩れがちです。

特にあるのが、息継ぎから戻ってくる勢いを上手く前に伝えきれなくて潜ってしまうことです。

そうなると今度は上に上がってこないといけなくなり、体が反ってしまいます。

 

ストリームラインはとにかくまっすぐ。

反ってしまうと、感覚的には進んでいる気がしますが、実は進んでいません。

 

おざきコーチ
おざきコーチ
気をつけるポイントはこんな感じ!

【平泳ぎのグライドを見直す】

✅戻してくる手(リカバリー)が深くなり過ぎていないか

✅伸びる時に腹の力が抜けていないか

✅頭からもぐりにいっていないか

✅キックを蹴る方向が真後ろになっていないか
(キックは斜め下に蹴ろう)

 

 

キックで足をひきつけた時に腰の位置が落ちてないか

平泳ぎのグライド姿勢でストリームラインが崩れていると、せっかくキックやストローク(手のかき)で得た推進力を上手く伝えることができず、すごく勿体無いです。

3歩進んで2歩下がる泳ぎになります。

 

それとはまた違った理由で、キックで足をひきつけた時もストリームラインが重要です。

足をひきつけた時を想像してもらうと、ストリームラインとは無縁に見えますが、そうでもありません。

足をひきつけた時はすごく腰が沈みやすく、これが水の抵抗を生みます。

たとえキックが強くても、その前に抵抗を大きく生む泳ぎは

3歩進むためにいったん2歩さがるような泳ぎになります。

 

おざきコーチ
おざきコーチ
気をつけるポイントはこんな感じ!

【平泳ぎの足のひきつけを見直そう】

✅腰の位置が沈まないように、お腹で耐える(引き上げるイメージ)

✅股関節が曲がり過ぎていないか(太ももに大きな抵抗)

✅ひきつけは脚を引くのではなく、脚を軽く開いて自然に膝が曲がるのに任せる。

 

 

平泳ぎのストリームラインを確認するための練習

おざきコーチ
おざきコーチ
練習方法はすごくシンプル!昔からある練習方法で十分!

①【壁からけのび】

✅壁を強くけってけのびをする。

✅けのび以外はせず、動かないまま何メートルいけるか挑戦する

✅距離がのびていくように何度も行う

 

 

②【3K1S(3回キック、1回ストローク)】

✅水面で3回グライドキックをした後、1回ストロークをする。

✅これを繰り返す。

✅必ず水面で行い、高い体の位置を覚えたまま1ストロークをする。

 

 

③【ビート板をお腹に敷いて泳ごう】

✅ビート板はお腹に敷きます

✅ビート板に乗ったまま最初は平泳ぎのキックを、慣れたらスイムをします。

✅強制的に良いポジションになるので、このボディポジションをしっかり覚える。

 

 

④【ドル平、バタ足平泳ぎ】

✅ドル平は、平泳ぎのキックをドルフィンキックにしたもの。

✅大きな体重移動ができるが、グライド時に体が反らないようにしっかりまっすぐで止めて前に

✅ドル平だけではうねりができてしまう人は、バタ足平泳ぎにして「まっすぐ」を覚えていく

 

おざきコーチ
おざきコーチ
どの練習も何回やろうとかはないので、納得いくまでやってみてね!

平泳ぎのストリームラインを強化するトレーニング

おざきコーチ
おざきコーチ
ここまで、技術的にあーだこーだという話が続きましたが、意識をしても体がついてこないと再現できないことがあります。

 

初心者の平泳ぎはこれで十分ですが、競泳となると、、、、。

グライド時に腕が水に負けていて肘が伸びない子

腹筋背筋の弱さがあるので体が反ってしまう子

 

この2種類が本当に多い、、、、。

 

おざきコーチ
おざきコーチ
やってほしいトレーニングは多々ありますが、絶対できるようになって欲しいのが「壁倒立!!」

 

冗談抜きで(笑)

なぜかと言いますと、ストリームライン姿勢とほとんど同じだからです。

ただし、ポイントがあります。

 

【平泳ぎ上達のための壁倒立】

✅肘、肩でしっかり地面を押して体を支える

✅腰が反らないようにする(お腹に力を入れる)

✅目線は地面にしない。アゴを引いて真後ろを見る

 

目標としては50mのベストタイムくらいの時間はキープできるようにしたい。。

 

とはいえ、いきなりこれをやってと言っても筋力が伴っていなかったりすると不可能。

壁倒立がちゃんとできるかは1つの指標にしてもらえたらなと思います!

 

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おざきコーチ
おざきコーチ
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まとめ

おざきコーチ
おざきコーチ
平泳が上手くいかない時は意外とちょっとした基本のところだったりします。

 

今回書かせていただいた、ストリームラインのところを改めて見直してみてください。

フォームを改良していく過程でもストリームラインが崩れやすくなる選手もいると思うので、常に確認していきたいですね!

 

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