平泳ぎのプル、水が掴めず腕からすり抜けてしまいます。何かいいイメージありますか?

さあ、今回でもう何回目でしょうか。インスタで募集した質問に回答していくシリーズ。

今回のご質問は「平泳ぎのプル、水が掴めず腕からすり抜けてしまいます。何かいいイメージありますか?」というもの。

(通常は泳ぎに関する質問には生徒さんにしかお答えできませんが、たまにこうしてインスタで24時間限定で募集します。)

 

「いいイメージ」ですね。

なるほど。

この質問者様の泳ぎは見たことが無いので、原因が何かわかりませんが、、、、

イメージの話をしましょう!

イメージ①:でっかいスカーリング

スカーリングの練習を多かれ少なかれされていると思います。

スカーリングはどの泳ぎにも重要になってきますが、特に平泳ぎで直接的に泳ぎに影響があると考えます。

一般的なスカーリングである、フロントスカーリング。

特にアウトスイープ(外に手を開いていく動き)。

平泳ぎのキャッチそのものじゃないかと言うくらい似ていますね。

平泳ぎではその後に肘を曲げて、胸の方に水を抱え込んでいきますが、動き始めはほぼ同じです。

 

ここで提案したいのは、フロントスカーリングを徐々に大きくしていくことで平泳ぎになるというイメージです。

アウトスイープは同じような動き、インスイープで徐々に肘、肩を使っていく→平泳ぎになる。

こんなイメージです。

でっかいスカーリングの延長線上が平泳ぎというイメージ。

イメージ②:切り返しを速く

ということは、スカーリングで気を付けるポイントと同じところに平泳ぎでも気を付ける必要があります。

スカーリングでは水を逃さないために、アウトスイープからインスイープの切り返しを素早く行います。

平泳ぎでも、手を外に開いて、内側に水をかきこみますが、その切り返しは素早く行う必要があります。

 

水は自分が思うより速く動いています。

切り返しに時間をかけてしまうと、せっかくアウトスイープで手に水を当てていても、その水を外へ逃がしてしまうことになります。

アウトスイープで手に当てた水の塊を逃さずに内側に書き込んでくることで、渦や揚力が生まれて推進力になります。

イメージ③:プルの手幅は狭く

スカーリングからの延長線上というイメージを持つことにはもう1つメリットがあります。

それはプルの手幅を必要以上に広くしなくて済むということです。

平泳ぎのプルは(現実そうはいかないけれど)、肩幅くらいで済ませるイメージを持ちます。

余裕で肩幅より広くなりますけど、あくまでイメージです。

 

プルの手幅を狭くするとなると、しっかり肘を立てないといけなくなります。

体をしっかり縮めないといけなくなります。

できるだけ前の方で水をキャッチしなくてはいけなくなります。

これ、どれもやりたいことですよね。

そのためにも、スカーリングの意識→手幅を狭くするイメージで泳ぐことは効果的かと思います。

イメージ④:脇を開く、閉じるを使う

しかしながら、スカーリングのイメージだけではどうしてもうまくいかないことがあります。

スカーリングでは脇を使わないからです。

実際の平泳ぎでは、まず脇を開いて腕を遠くに伸ばします。

肘から下で水をキャッチして、水を後ろに押し、

そこから脇を絞っていくことで力強いプルになります。

 

スカーリングの意識だけではどうしても小手先だけで泳ごうとしてしまいます。

手先はあくまでも水を捉える感覚のため。

力を出すのはもっと体の中心から。

なので、平泳ぎではスカーリングのイメージを手先に持ちながらも、体の中心部(脇の開閉)のスイッチもオンにする。

アウトスイープ(手先にスカーリングの意識と、脇を開く入力をオン)

インスイープ(水を内側にかきこむ、脇を絞って背中や胸の力を発揮する)

 

質問への回答はこんな感じです。

文章で伝えるのは本当に難しいですね。

やっぱり直接の指導って伝えやすいし、分かりやすいなぁって思います。

 

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