ドルフィンキックのコツ:アップデート

ドルフィンキックについては過去にも書いていますが、自分の復習の意味も兼ねて、また書きたいと思います。

過去に書いた記事はおそらく1年以上前。

その時と今とではものの見え方も違うし、伝える言葉も変わってると思う。

 

この記事がドルフィンキックで悩まれている方や、もっと上達したいという方に少しでも参考になれば幸いです。

腹部の意識

後の章で書いていきますが、ドルフィンキックは脚だけでうつわけではありません。

始動は骨盤で、その動きが脚へ連動していく。

バランスをとるような形で胸椎が動く。

 

そのためのベースとして、腹部をどう使うかがまずポイントになってきます。

基本的にはおへそを引き込むような感じを保ちます。

そして、胸郭を開いた状態(肋骨を開く)を作ります。

 

まずこれがないと、骨盤を自在に操ることが難しくしなやかなドルフィンキックは難しい印象です。

蹴り始めは

先にも述べましたが、ドルフィンキックは骨盤の動きから始まります。

骨盤が前傾するとともに、脚が後ろへ振り上げられ(股関節の伸展)、アップキックの局面になります。

そこから、骨盤の後傾に切り替わり、それに連動して脚が蹴り下ろされます(股関節の屈曲)。

骨盤→太ももと来て、膝関節、足関節へと力が伝わってダウンキックをしていきます。

 

骨盤の前傾、後傾がリードしているという認識は結構大切で、

これがないと太ももの前(大腿四頭筋を中心)ばかり使うようなキックになりがち。

股関節の屈曲ばかりが強く、しかも大腿四頭筋はバテやすい。

骨盤から動き、股関節を伸展するために、大臀筋やハムストリングスといった脚の後ろ側の筋肉に意識を強く持つと良いかと思います。

 

まずは骨盤の前傾・後傾を自由に使える能力が問われますね。

骨盤のコントロールからのストリームラインエクササイズ↓

 

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キックは切れ目なく

ドルフィンキックを簡単に言ってしまえば、アップキック、ダウンキックの連続です。

蹴り上げて、蹴りおろす。

それを繰り返していくわけですが、2つの区切りをはっきりさせないことが重要です。

 

ドーンと蹴りおろした

さあ、蹴り上げよう

 

ではなく、蹴りおろしながらも蹴り上げている

蹴り上げながらも蹴り下ろしている。

 

アップキックが100%までいく少し前、90%くらいのところから、意識としてはダウンキックが入っている。

そんな感じ。

 

切り返しを素早くすることで、推進力の元になる渦をたくさん起こすことができます。

素早く切り返すには、切れ目をできるだけ少なくすること。

切れ目を少なくするためには、「ながら」の考えが良いかなと思います。

 

上半身の扱い

先ほど、キックに対してバランスをとるようにして胸椎を伸展させる(胸を開く、伸ばすような動き)と言いました。

これが結構難しい。

 

まずは先ほど言った通り、姿勢をきちんととる。

胸椎を動かそうとすると、どうしても頭や手の位置まで動いてしまいますが、これはできるだけ一定に保ちたい。

言うなれば、胸のあたりだけうねるような感じ。

 

柔軟性はさることながら、体をコントロールする能力も問われます。

これはちょっと上級者向けだなあ。

距離による使い分け

泳ぐ距離に応じてドルフィンキックは使い分けがあって良いと思います。

25mや50mのレースなど短い距離を全力で泳ぐのであれば、脚全体を使って(大腿四頭筋のバテなどお構いなし)、上半身も思いっきり上下しちゃっても良いと思います。

それで大きなパワーが出て、結果的にタイムが上がるのなら。

 

一方、もっと長い距離を泳ぐ場合やターンが何度もある場合は、そうはいかないと思います。

省エネで行かないと脚が昇天します。

あとはバタフライを泳ぐ時のキックとして打つドルフィンキック。

こちらも抵抗を減らすという観点から、今回紹介したような蹴り方の方がフラットに泳げると思います。

 

 

という訳で、今回は以上。

何だか自分の知識的なところはレベルアップしているけど、伝え方もシンプルな言葉に噛み砕けるようになり、

結果的にパッと見てレベルアップ感が無い(笑)

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