世界水泳福岡、有観客で自国開催で見ている側としてはとても楽しめた大会でした。全盛期の日本と比べてメダルが少なかったことや決勝で泳ぐ選手が少なかったことはちょっと寂しいなーって感じですが、あの舞台で泳げるってだけですごい努力だと思うし、また来年の五輪で頑張って欲しいです。
でもなんでそんなに低調だったんだろう?って思ってたら、大会後に選手やコーチから水泳連盟への不満爆発大会。選手と水泳連盟で緊急で話し合いをするほどになっていたそうです。
いろいろ問題があったらしい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/743c35dc3f91722737a5818c69f3d7f40a033246
気になる人は読んできてね。読んだら戻って来てね(笑)
誰が悪いとか、どっちが悪いとかは当事者じゃないのでわかんないです。
とりあえずトップから末端のジュニアまで、全体が強くなるように良い落とし所を見つけてまた前に進んで欲しい。
スピードがやべえ
日本の競泳といえば、後半にグイグイ上がってきてメダルを取るようなレースが印象的。
実際、それもあって50~100よりも200mの種目で強い印象でした。
今回獲得のメダルも瀬戸大也選手の400m個人メドレーと本田灯選手の200mバタフライの2種目。
ただ、今回の世界水泳、もっといえば東京五輪の前くらいから思うんですけど200m以上の種目も世界的に見てレースがやたらと前半から高速化してるって表現でいいのいかな。
後半上がってくる人が勝つっていう感じではなく、前半からぶっ飛ばしてそのまま後半もそこそこ強いみたいなレースが増えてる印象です。
400m個人メドレーで衝撃的な世界記録を出したレオン・マルシャン選手も後半の強さ(特に平泳ぎ)が際立ってますが、
よくよく見ると前世界記録のマイケル・フェルプスより速いバタフライの入りなんですよね。
それでその後の平泳ぎでちゃっかり速い。
200mや400mでも、「スプリントですか?」って言いそうになるくらい積極的に飛ばす選手が増えた印象。
てか、そのスピードを出せるのがすごい。
日本はどうしても50〜100mの短距離でなかなか勝てなくて、種目によっては世界との差がどんどん開いていく印象。
あと、スタートダッシュが海外選手すごく上手い。
レースによっては15mで浮き上がった時点で日本人選手と体1つくらい離れてしまうほど速い。
短距離、スタートダッシュはやっぱりスピードを出す練習やトーレーニングを積んでフィジカルを強化しないと速くなれません。
昔は日本人は体も小さくてフィジカル的にかなり不利でしたが、トレーニング科学がここまで発展して、水泳よりもっとフィジカルが必要で体重制限の無いスポーツ(ラグビーや野球など)が強くなってきた今、
もう「フィジカルが弱い」が理由にならないと思います。
それに50、100、200mの平泳ぎを制したのは同じアジア人の覃海洋(たんかいよう)選手です。
200mで世界記録出しながらも50mで勝っちゃう。
ちなみに100mの前半は50m日本記録と変わらない入りですし、
200mの前半も1分00秒台なので今年の日本選手権の100mの5位相当と変わらないくらい。
何が言いたいかと言うと、スピードがそんなにも速い。
2種類のスピード
スピードといっても大きく2つ。
1つはスタートから15m浮き上がってくるまで。
これは、水泳で唯一陸での動きが入るシーンなので、いかに強くスタート台を蹴れるかが関わって来ます。
海外選手はウエイトトレーニングの質もかなり高く、他の陸上スポーツのアスリート並みの重量を扱えている選手も少なくありません。
かと言って、あの重量は日本人には無理なのかというとそういうわけではありません。
強豪校の野球部で挙げてる子がいる重量ですから、努力の範囲です。
加えて、リレーを見ていると引き継ぎで海外選手は今は女子でもバックプレートを跨いですごい距離を飛ぶのですが、
日本の選手はちょくちょく個人種目と同じ構えで引き継ぎをしていました。
正直これは「え、、、、」って言ってしまいました。
冒頭であったような問題もあって練習できなかったのかな、、、、。
いずれにせよ、勝てるものも勝てない気が、、、、。
スピードのもう1つは泳速度。
こっちはちゃんと戦える印象ですが、突出して速いわけではないのでスタートで置いていかれた分を取り返すほどではない印象です。
日本の選手は「落ちない」って印象。
海外選手は浮き上がってから数メートルの最高速度がマジで速いって印象。
よし、ジュニアのみんながやることは明確だ
もちろん水泳は50mでも持久力が必要な持久系スポーツです。
とはいえ、持久力があっても、そもそも出せる速度が高くないと意味がありません。
まず絶対的なスピードが高いからこそ8割を保っても速い。
「スプリント」と言っているのにはスタートも含みます。
こっちは水中の運動ばかりしているのではなく、跳ぶ、走る、鍛える。
陸でしっかり強く動けるようにしましょう。
言い方悪いけど、水泳なんてルールの範囲内で1番速く壁をタッチした人が勝ちます。
泳ぎの部分だけが水泳じゃありません。
スタートも全部。
どうしてもスタートやターンは努力が後回しになりがち。
泳ぎの練習は第一だけど、陸のトレーニングを同じクオリティでやらないがち。
さ、やろう。
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