先日パーソナルトレーニングでクリニックに行ってきました。
普段はバスと地下鉄を乗り継いだり、ロードバイクを使うのですが、地下鉄の駅までバスを使わずに歩きました。
歩きたい気分だったので。
梅雨入りした京都はもうそれはそれは蒸し暑くて。
気温こそまだ大したことないけど、盆地で蒸しあげられてサウナですね。
暑すぎて暑すぎて。
じめじめしていて。
もうそろそろ歩くの限界、、、。
歩く以前に外にいたくない(笑)
祇園祭が終わるころがいつも京都の梅雨明けです。
それまでは蒸し地獄です。
梅雨が明けたと思えば、常に最高気温全国で5位くらいに入っている京都の夏がやってきます。
灼熱地獄です。
ちなみに祇園祭は八坂神社のスサノオノ(牛頭天王)を祭ってます。
今日の雑学です。
なんか、関東の方とかでも40℃とかいくじゃないですか。
確かに死ぬほど暑いですよ。
でも風通し良いじゃないですか。
山に囲まれた盆地の40℃とはまた質が違うんですよ、、、。
地獄の窯なんですよ1000年の都は。
真夏の京都観光は覚悟してくださいね。
それはそうと、食事について最近気づいたことがあります。
大学2年生くらいからでしょうか。
低コストでタンパク質をたくさん摂取できるという理由で、外食や旅行以外の日は毎日お昼と夜は鶏胸肉(200~400g)を食べていました。
もちろん胸肉以外の食品も毎日食べています。
メインが基本的に胸肉なだけ。
しかも毎回電子レンジでチンするだけ(笑)
それを続けること4年間!!
我ながら凄い。
飽きたとか飽きないとかって次元ではもうないのです。
毎日のルーティンだったので、何とも思いません。
味も最初の1年くらいは「飽きた」っていう感情がありましたが、3年目くらいから美味しいと思うようになりました。
舌って賢いんだかバカなんだかわかりません。
そして、先日ふと思いついたことがあります。
世の中には、肉を全く食べないのにムキムキな人や、
肉を食べないのに健康な人がいる。
というわけで、僕も食事を変えてみよう!
そう思いまして、トータルのタンパク質量や食事量はキープして鶏胸肉生活をやめてみました。
動物性のタンパク質は摂取したいので、サケやサバなどの魚介類を中心に食事をしてみました。
後は、豆類などの植物性タンパク質の摂取量も少し増やしました。
すると、約1~2週間で体に驚くべき変化が出ました。
・泳いでも泳いでも体温が上がり切らずに寒い
・トレーニングでなぜかパワーが出ない
・トレーニングで心拍数が普段通り上がらない
・筋肉に張りが無く、萎んだような感じ
・よくわからない体調不良
ネガティブなことばっかり起こりました。
最初はたまたま体調が悪い日と被ったのかと思ったのですが、、、
友人に焼肉に誘われ、牛肉や鶏肉をしっかり食べた翌日、全身からエネルギーが漲ってくるではないですか。
さらにその日の昼食を胸肉にしてみました。
すると、トレーニングで感じた不調や筋肉の萎みも解消。
良くわからない体調不良も解消。
普段からサプリメント摂取はほとんどしませんし、変えたのは鶏胸肉→魚くらいのこと。
栄養学的に見ても、栄養素のバランスは悪くなく、不足しているものは特に無い状態だったと言えます。
そして、焼肉+胸肉復活1日で体調が回復。
どういうことだろうと考えました。
数字や栄養学では説明しきれない何かがあると思いました。
それは、僕の体が4年間かけて「鶏胸肉で稼働する体」になっていたのではないかということです。
鶏胸肉を食べないと死ぬとか動けないってわけではありません。
魚でもなんでも生きてはいけます。
ただ、「ベストな状態になるには鶏胸肉が必要な体」に4年間かけて適応したということ。
どの栄養素がとか、どの成分がって言われても調べようがないのでわかりませんが、、、。
体は環境に適応します。
いくら栄養学的に不足していないとしても、我々生き物の体はそれだけでは説明がつかないと思います。
あんまり無責任なことは言えないけど(笑)
例えば、エスキモーって民族がいます。
元々は魚やアザラシ、鳥、動物の肉や内臓を生で食っていました。
普通に健康でした。
野菜なんて食べてません。
内臓からビタミンを摂取していました。
しかも生で食べてもお腹壊さないんですよね。
最近では西洋食の流入で不健康な人も出始めているらしいですが、もともとは生肉中心で健康でした。
生の肉と内臓ばかりでも健康でいれるのは普通では考えにくいかもしれません。
もし普段から火を通して食べている僕らがそんな食生活をしたら、お腹壊す、野菜食べないと便通悪い、米無いとパワー出ない、その他いろいろと問題が出ると思います。
でも、長年それで生活していたエスキモーなら大丈夫なんですね。
それでうまく回っていける体になっているんですね。
実際、西洋食の流入で不健康になっている人がでているのも、ルーティンの崩れだと思います。
ハンバーガーばっかり食べていても健康な西洋人もいますから、西洋食が諸悪の根源ってわけでもないと思います。
僕が鶏胸肉を辞めたとたんに体調が悪くなったのもそれと似ています。
「鶏胸肉のルーティンで上手くいく体になっていた」
なのに、食事を急に変えるから体に異変が出た。
やっぱり僕には君が必要みたいだ。
栄養素をバランスよく取ることや、しっかり量を考えて食べることはもちろん重要です。
でも、それと同時に重要なことは「同じものを淡々と食べ続ける力」ではないかと今回の件で思いました。
教科書的には正解でも、いきなり食材を変えるとこうなるんだなと。
アスリートに限らず、誰もが良いコンディション・異常の無いコンディションを常に保ちたいです。
コンディショニングは食事だけではありませんが、食事は基本的に毎日です。
毎日の力をなめてはいけないと思います。
自分に合う食事を淡々と続けること。
もしそれが、栄養学的には疑問符のつく食事であっても、自分が健康であればそれが正解です。
無理に変える必要はないと思います。
でも難しいですね。滅茶苦茶な食事を勧めるわけにもいかないし。
とりあえず
大事なイベント前のゲン担ぎ的な食事はやめといた方が良いですよ!
かつ丼で勝ちたいなら、定期的にかつ丼食べといてくださいね。