ターン後の壁の蹴り出しは?

皆さんはクイックターンやタッチターンの後はどれくらい深く潜りますか?どんな角度で壁を蹴りますか?

今日はターンの後についての話をしていこうと思います。

 

波を避けないといけない

当たり前ですが、泳ぐときには水の抵抗が生じます。

抵抗については過去にまとめたので、そちらをご覧ください。

https://yu3trn.com/swim-resistance/

 

その中でも、ターンの時に一番に考える必要があるのが「造波抵抗」です。

造波抵抗とは泳ぐときに生じる波から受ける抵抗です。

造波抵抗を受けるシーンは主に2つ。

1つは自分が泳いだことで立てた波が、自分に作用する。

 

そしてもう1つは、自分や他者が立てた波がプールの壁にぶち当たってかえって来ることで抵抗になります。

ターンの時に考えないといけないのはこっちです。

 

自分が壁に向かって泳いでいくことで、波を壁に向かって引き連れていきます。

ターンをして方向転換をする際、自分の引き連れてきた波と正面衝突します。

 

タッチターンのシーンです。

このままでは自分が引き連れてきた波とぶち当たります。

この波を避けないといけません。

避けたくない方は避けなくてもかまいませんが、ちょっとでも速く泳ぎたいなら避けて下さい(笑)

 

特にこの後にドルフィンキックをしっかり打ちたい人、ひとかきひとけりをしっかりしたい人は避けてください。

どこに避けましょうか。

横?

上?

下ですかね。

下が良いんじゃないでしょうか。

斜め下へ向かってけりだそう

ターンをして壁を蹴る時は、やや斜め下へむかっていくように壁を蹴ります。

造波抵抗が最大になるのは水深0~0.5mのところですから、できればそれよりは深い位置に潜りましょう。

特に長くドルフィンキックやバサロキックを打ちたい人はその必要があります。

 

抵抗を避けて潜ることで造波抵抗は水面の半分ほどに減ると言われています。

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水泳でもっともスピードが出るのは飛び込んだ時。

その次にスピードがでるのは壁を蹴った時です。

せっかく高いスピードが出ているのに、水の抵抗を受けていては勿体ないです。

最大限に活用するためにも、造波抵抗を避けていただきたい。

息が苦しいからすぐに浮上したいんですけど

「潜れと言われましても、息が苦しいので早く浮上したいのですが…。」

確かに苦しいですよね。。

でも、もしもあなたがタイムを狙う選手であれば、1回でも2回でもドルフィンキックを打つこと、ひとかきひとけりをすることをおすすめします。

そのために少しだけ下の方へ潜ることをおすすめします。

これだけでもタイムは今より少し縮まります。

 

ターン後に長く潜れるようになるには、日々の練習の積み重ねです。

「苦しい時でも絶対3回はドルフィンキックを打つ!」

「絶対に7mまでは潜る!」

自分でルールを決めて、練習の最初から最後までそれをしようとしてください。

できなくても良いです。

練習ですから。

でも、こころがけて、やろうとしないと強くなれません。

壁を蹴る姿勢

少し話は逸れて、最後に壁を蹴る姿勢について書いておきます。

壁を蹴る瞬間はどんな体勢が最も力を発揮できるでしょうか。

 

体を折り畳みすぎていませんか?

股関節と膝関節が曲がりすぎていたり、背中が丸まっていたりしていませんか?

 

もしくは、足が届くか届かないかのギリギリ。

膝と股関節が伸びきっていませんか?

 

いずれの状態で壁を蹴っても、大きな力を出すことはできないと思います。

ターンで壁を蹴る時は陸での垂直跳びの姿勢を心がけてください。

特に股関節と膝の角度、骨盤の傾きです。

 

垂直跳びでしゃがんだ時、股関節と膝は約90°くらい、骨盤は前傾しています。

背すじは伸びています。

この体勢がもっとも高く跳べる状態です。

ターンの時はこれよりも少しだけ脚幅が狭くなるかもしれません。

腕もストリームラインですが、それ以外の体の使い方は基本的に同じです。

 

というわけで、ストリームラインの状態でしゃがんで、そこからジャンプ!

そんな練習オススメですよ~。

 

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