【砂糖の落とし穴】中毒性や付き合い方の話

甘い味のするお砂糖がたくさん入ったお菓子、やめられないですよね。美味しいですよね。ついつい欲しくなりますよね。分かります。でも、砂糖と甘味に支配されてはいけません。砂糖には高い中毒性があり、マイルドドラッグとも言われるくらいです。適量であれば問題ありませんが、過剰になると主に4つの悪影響があります。1.味覚がバカになる、2.頭のはたらきが鈍る、3.やめられない(依存)、4.糖尿病や肥満などの原因。

スポンサードリンク

 

僕も甘い物は好きです。

食べた物をSNSにもよくアップしています。

ですが、それは休日に少し食べるだけであって普段から食べまくっているわけではありません。

まぁ運動もしていますので、食べた分ちゃんと消費しています。

 

今回は砂糖とその影響について皆さんと考えて行きたいと思います。

砂糖はマイルドドラッグ

世の中にはいろんな依存症があります。

おそらく、皆さんもあれとかこれとか思い浮かぶと思います。

実は砂糖はそれらに匹敵するくらいの高い依存度があると言われています。

「甘い物をやめられない」

「甘い物が無いとイライラする」

本当にやめられないんだと思います。

なんでやめられないんでしょうか。

ちょっと砂糖の歴史から振り返ってみます。

 

砂糖の歴史は長く、紀元前から生産が始まったようです。

日本にも1000年以上前に伝わったとされていますが、基本的には身分の高い人のお菓子であったり貿易の品であったそうです。

一般庶民にまで広く行き渡ったのは明治時代になってからです。

とりあえず、砂糖は元々自然に存在したものではなく人工物であって、本格的に広まり始めてまだ200年くらいということが分かります。

私たちホモサピエンスが登場したのは数十万年前ですから、1000年前というのはつい最近ということが言えます。

基本的にホモサピエンス登場の頃から人類の初期設定は変わっておらず、まだ我々は砂糖に適応していません。

 

砂糖を食べると、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの幸福感やリラックス感、快楽を得られる神経伝達物質の放出が促されます。

なので、ちょっと疲れた時やストレスが高い時には効果的です。

しかしこの「快楽」が慢性的に続くと、やめられなくなります。

脳が「もっとくれ!」って快楽を求めます。

すると量が増えるし、脳はさらに快楽を求めて「もっと甘い物くれ!無いとダメだ!」と騒ぎ始めます。

 

特にドーパミンが厄介で、身近なところで言うとSNSの「いいね」をもらうことも砂糖やドラッグと似たメカニズムで辞められなくなります。

【味覚がバカになる】日本人は本来味覚の鋭い民族

本来日本人は味覚が鋭い民族だと言われています。

しかし、砂糖や人工甘味料の多く含まれた食品やお菓子を大量に摂取していると、それにも悪影響が出ます。

砂糖をはじめとした人工の甘さは、自然の甘さに比べると鋭く衝撃の大きな味です。

だからこそ美味しいわけですが、それが続くと味覚はバカになります。

その強い甘さこそが「甘味」だと思ってしまうからです。

 

これは甘さだけに言えることではありません。

他の味覚にしても、不自然で強すぎる刺激は味覚をバカにさせます。

頭の働きが鈍る

皆さんは勉強やお仕事をする時に糖分を摂りますか?

昔から言われますもんね。

勉強には糖が必要だ!って。

受験生にチョコレートを渡しますよね。

 

でも、これって本当でしょうか。

砂糖をはじめとする、吸収の速い糖分を摂取すると血糖値が急激に上がります。

すると、筋肉に糖を取り込んで血糖値を下げようとするインスリンという物質が一気に放出されます。

血糖値が一気に下がると、今度は逆に低血糖になって脳のはたらきは鈍くなります。

 

確かに、脳の栄養素は基本的に糖分です。

しかしながら、その付き合い方を間違えると実は逆効果になります。

 

ちなみに、砂糖に対してだけでなく、人類はまだ栄養過多に対して適応していません。

世界には飢えている人もいますが、人類の大半は飢餓を克服しています。

実際には飢餓よりも食べ過ぎで死ぬ人の方が多いと言われています。

砂糖は「食べ過ぎの」トリガーにもなる物質ですから、注意が必要ですね。

やめられない【砂糖依存】

やめられない状態が続きすぎると、気が付けば砂糖依存になっているかもしれません。

甘い物ばかり食べ過ぎてはいけないと分かっていても、なかなかやめられない。

その気持ちは分かります。

ある意味仕方ないのかもしれません。

現代人は幼いころから甘い物漬けになっているから、大人になって今更我慢しようだなんて容易なことではありません。

しかし、急には無理でも、少しづ時間をかけて脱出してもらいたいなと思います。

糖尿病や肥満の原因

これは言うまでもありませんが、なんでも食べすぎは健康被害をもたらします。

特に砂糖は食べ過ぎのトリガーになるので、注意が必要です。

運動をする量と不釣り合いなまでに食べ過ぎると、肥満になったり糖尿病になったりします。

他にもアトピーなどを持っている人は、砂糖を食べすぎると症状が悪化しやすくなると言われています。

砂糖に支配されないために①:食生活

砂糖は決して「完全悪」ではありません。

使い時を間違わなければ私たちの心と体を癒す最高の調味料にもなってくれます。

では、具体的にどうすれば上手に砂糖と付き合っていけるのでしょうか?

必要以上に買わない、置かない

食べ過ぎてしまうのであれば、食べ過ぎてしまうほどに買わない置かないことに気を付けます。

その場にあるから手が伸びてしまうのです。

スーパーでもお菓子売り場に行くと、買うか買わないかの葛藤が始まってしまいます。

葛藤が始まるとなかなか勝てません。

なので、その機会を少なくしてみてください。

自然の甘味を摂る

自然の甘味と言うと、フルーツが代表的です。

果物から得られる甘さとお砂糖の甘さは別物です。

鋭く衝撃の強い甘さはありません。

フルーツに含まれる糖質は果糖というもので、砂糖とはまた別の物になります。

もちろん果糖も摂り過ぎは良くないので、それは注意してください。

砂糖の代わりに自然の甘さを積極的に摂ることで、味覚も再教育していってください。

もちろん空腹感も満たしてくれるので、砂糖を含んだ甘いお菓子に手を伸ばしにくくなりますよね。

それに、お菓子にはないビタミンやミネラルもフルーツからは摂取できるので一石二鳥です。

ちゃんとした食事をする

不摂生な食事はしていませんか?

「今日のお昼は菓子パンだけでいいや」とか「夜は面倒だからお菓子食べとこう」とか。

たまにはいいかもしれませんが、それが続くのは良くないです。

不摂生はさらなる不摂生を呼びます。

だんだん抜け出せなくなります。

一人暮らしの人だと、自炊は大変かもしれません。

でも、生きていくのは大変で当たり前です。

むしろ、そこでサボってしまった方が、後からもっと大変になります。

毎日3食とは言いません、今より少しずつ。

砂糖に支配されないために②:心の管理

なんで甘い物をついつい食べすぎてしまうのでしょうか。

食べてしまうシーンはいつでしょうか。

ちょっと一息つきたくて、一日にほんの少し食べるくらいなら問題ありません。

でも、定期的にドカ食いしてしまうとか、慢性的に食べ過ぎているという場合はちょっと考えなおす必要があります。

食べる以外のストレス解消方法を見つける

ストレスが溜まった時に甘い物が欲しくなります。

先述した通り、甘い物を食べることは幸福感やリラックス感を与えてくれる神経伝達物質の放出を促します。

要するにストレスの解消になります。

 

でもこのストレスの解消法は、ここまでのお話を踏まえると、、、うーん、どうなんでしょうね。

何か他にありませんか?

運動もいいですが、続かない人は本当に続きません。

好きなことや楽しいことでないと続きません。

人と話すことでも良いですし、YouTube見ることでも構いません。

 

あ、食べることが一番好きな人もいますよね。

その場合は生き方と健康を天秤にかける必要がありますね。

「好きなものを好きなだけ食べて不健康になっても後悔しない!何とかする!」という決意があるならもういいんじゃないかなと思います。

問題に目を向けて、砂糖ではなく本当に必要なものを見極める

精神的に不安定になって食べ過ぎてしまう理由は何でしょうか?

イライラしてしまうとか、不安があるとか。

それって食べれば解決することでしょうか。

もしそうでないならば、本当に必要なことは何でしょうか。

「目を向ける気にもならない」って気持ちも分かります。

誰にでもそんな時はあるから仕方ないなと思います。

でも、それは食べても根本的な解決にはなりません。

食べてしまっても落ち込まない

とはいえ、いきなり習慣をガラッと変えて食生活を変えることは難しいです。

取り組み始めても、ついつい失敗してしまうことがよくあります。

そんな時に落ち込んでしまわないようにしてください。

落ち込んでしまうとまた、「自分って駄目だなぁ」というストレスで食べちゃいます。

 

スポンサードリンク

いいじゃないですかちょっとずつで。

お知らせ

 

公式LINE!

名前をクリックでレビューがご覧になれます。

FORMSストーリー レッスンでの取り組み

Links

メディア掲載

 

 

パーソナルトレーニング詳細ページ

 

 




無料配布中!

レッスン・パーソナルトレーニングに
今すぐ申し込む・相談する
レッスン・パーソナルトレーニングに
今すぐ申し込む・相談する