水泳にストレッチが必要なもう1つの理由

水泳選手と言えば、ムキムキなのに体が柔らかい!子どもの頃からしていると体が柔らかくなるというイメージがあると思います。そのために、選手だったらたくさんストレッチをするし、大切なのは重々承知!でも、どうして大切なんだろう?って考えた時に、、「体が大きく使えるから」=「可動域の向上」がまずあって、「ケガしないため」も浮かんでくると思います。実は、もう一個あるんですよ(ニヤニヤ)。

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結論から言うと「運動神経」が良くなる

「運動神経が無い」「運動神経が悪い」とよく言いますが、実際の運動神経は脳から全身に、全員張り巡らされているので、安心してください。

あります。

「無い」「悪い」は疾患や怪我で運動神経が切れてしまったり、動かなくなってしまっている状態です。

 

特にそういうのがなければ、ちゃんと有るんです。

 

俗に言う「運動神経が無い」というのは、

「運動神経を介した体のコントロールが未熟」と捉えられます。

 

脳からの刺激を思い通り体に伝えること、

反対に、体の状態を的確に脳へ伝えること。

 

この2つができていれば、いわゆる「運動神経が良い人」に近づきます。

水泳も究極的には体の操作なんです。

体を的確に扱い、思い通りの動き、タイミング、力加減をすることで理想の泳ぎができます。

言い換えれば、体のコントロールが未熟であれば、コーチに習っても上手くなりません。

ちなみに良いコーチというのは、この操作性を引き出すのが上手いです。

 

では、そんな身体操作がストレッチと何が関係あるの?

 

実は、あるんですよ。

これはあまり広く知られていません。

もうここまで読んだあなたも、この先読むあなたも、かなりレベル高い!笑

実は知られていない、ストレッチの「とある効果」

冒頭にもちょっと書きましたが、ストレッチの効果としては関節の可動域が広がり、体を大きく動かせること。

そして柔軟性の高まりと共にケガのリスクが下がること。

 

そして、それだけなく

ここまで言ってきた「身体操作性」が向上することが考えられます。

 

どういうことか?!

 

ストレッチをすると筋肉が伸ばされます。

これはわかりますよね。

ポイントはここから。

 

筋肉を動かすこと「伸ばすことはもちろん)で固有受容覚が刺激されます。

固有受容覚とは何か

超簡単に言います。

 

筋肉を動かしている感覚です。

この感覚が鋭ければ鋭いほどに動きが精密にコントロールしやすくなるというのは、なんとなく理解できると思います。

「運動神経が良い」の正体はこの感覚の鋭さと言っても過言ではないかもです。

 

ストレッチがこの感覚の向上に一役かってくれます。

大きく伸ばす、ダイナミックストレッチであれば大きく動かす。

さらに、お手本通りにストレッチをしようと試みる。

すると、脳と全身の筋肉からの双方向的な情報交換で、この感覚が磨かれていきます。

 

PNFと呼ばれる、筋肉の弛緩と収縮を繰り返す方法もありますが、これは専門家に教えてもらう方が良いのでここでは割愛。

 

水泳の上達にストレッチは必須だけど

バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロール。

どの泳ぎにも大きな可動域を出せることは大切になってきます。

より遠くの水を力強く、たくさんかくことができる方が有利。

よくしなる足首でキックを打てる方が明らかに有利。

 

さらにそれだけではなく、日々ストレッチを通じて自分の体を「知る」機会を設けている選手の方が、

体の操作が上手くて上達が早い。

体の操作が上手なことも、ケガのリスク軽減に繋がります。

無茶な動きをしないで済むからです。

 

さてさて、ストレッチ、したくなってきましたか?

 

一番伝えたいのは、身体操作

今回はストレッチで書いていますが、一番伝えたいのは何よりも身体操作。

水泳でとことん体と向き合えれば良いですが、それはなかなか難しい。

本来であれば、様々な運動を取り入れていく中で感覚を磨いてほしい。

そう心から思っています。

 

ということもございまして、

今度こんなイベントをしています。

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