「姿勢が良くなれば水泳も速くなる?!」「スポーツのパフォーマンスが上がる?!」なんとなくそんな気もするけど本当なのか、どうしてなのか。普段はどんなことに気をつければ体への負担が少なく、パフォーマンスが高くなりやすい姿勢でいられるのか。そこで今回は姿勢の専門家、姿勢調整師の「はかまお先生」と水泳指導のプロの僕たちが対決!!いや、対談!!笑
今回の内容もスタンドFMで音声でも聴けるよ!
みんな姿勢はどうだい?いざ参る。
目次
姿勢には姿勢の専門家がいるらしい
姿勢を調整したら泳ぎも良くなるって主張する人がおるんやけど。
はかまお先生!!
今回は友情出演ということで快諾いただきました!
よろしくお願いします!
本日のゲスト
【袴田真央 (はかまだ まお)先生】
・姿勢を専門に大学で学んだ姿勢調整師
・自身も腰の怪我で苦しんだ経験から「姿勢調整師」になる
・京都市内のKCSセンター四条烏丸店にいるよ
・ヨガの先生でもある
・よく踊る(ダンス歴が長い)
なんとなくの経験則とかではなく、ちゃんと姿勢科学という学問をもとに施術してるよ!
痛い系?
整体みたいな感じ?
整体って感じよりも、医療系に近いかな?(*医者じゃないから医療ではないけど)
でもベッドに寝転んでもらって施術することが多いかな。
姿勢の調整をしたことで水泳のタイムが上がった?
水泳の事例
✅実際にマスターズ水泳をされている30代の選手が四条烏丸店に来院され、肩甲骨周りを中心に姿勢調整の施術を受けた翌日に50m、100mで数年ぶりの大幅ベスト更新!だったそう。
タイムも聞いたのですが、年齢区分では結構レベルが高い選手でした!
確かに水泳でも、本人は左右対称にクロールを泳いでいるつもりが、なぜか傾いていたり、左右差が大きかったりしますよね。トレーニングをして左右の筋力差を減らすことで解消されることもあるので、力の発揮が片方だけしにくいとかって確かに言えてるのかも。
スポーツによっては論文でも報告もされてる!
だそうで、ちゃんと学会もやってるらしい。
中はちょっと見せれないけど、実際に現場に出ている先生や研究者が研究発表をしてたので、思ってたよりガチ。
姿勢の専門家がスイマーに伝えたい、本来の良い姿勢とは
良い姿勢でいた方がいいとよく聞くし、できれば良い姿勢でいたいと多くの人が思っているはず。とはいえ、良い姿勢って何?って聞かれても難しい人が多いと思います。科学的に本当に良い姿勢って何?を先生に聞いてみました!
泳ぐ以前に、まずは地上での生活ありき。その姿勢について聞いてみます!
みんなわかってるようでわかってないと思うので簡単に教えて!
良い姿勢の基本はこれ
このS字カーブになっている理由は、直立二足歩行をすることでの重さや衝撃で体が壊れてしまわないようにするため。
お魚とか、別の生き物は直立歩行しないのもあって背骨はまっすぐに近い
なので、良い姿勢は実は腰が軽く反ってて、背中や首はまっすぐではなくてカーブがある。
モデルさんの姿勢や歩き方、ピンッと直線見たいな状態が必ず良い姿勢ではないということを知っておきたいですね。
もちろん、競技特性でそのスポーツ特有の姿勢があるので、それはまた後で。
姿勢の変化で泳ぎが速くなるけど、副作用とかないん?
こんな副作用?があるらしい
✅やりすぎは強い刺激になるから、専門家の指示に従う
✅今までの状態から動きの感覚が変わるので、慣れるまでスポーツの動きに違和感を感じる人もいる。
関節の動きがそれくらいで馴染んでくるっぽい。
らしいです。
姿勢に限らず、試合直前に何か新しいことをしようとするのは良くないですからね!
何か新しいことへの取り組みは、試合まで十分時間がある時にできると良いですね!
泳いでいる姿勢と日常の姿勢は違うけど、大切なことは?
お腹周りを締めて、骨盤も立ってる時の前傾よりもフラットに近づけるような感じ!
スイマーの理想の姿はこれ
✅泳いでいる時は腹圧をかけて骨盤がフラットな姿勢を取れる
✅陸から上がって日常生活や、陸でのトレーニングでは自然なS字カーブに戻れる
ここは確かに重要ですね!
スイマーは陸での運動が弱い子が本当に多いです。
腰や膝、足首など陸の運動でよく怪我をしている印象です。
でもある程度のレベルになりたければ、陸でのトレーニングも必須ですしそこで怪我してしまわないためにもこういったことは知っておきたいですね!
スイマーも実践したい!背骨に負担をかけない日常の過ごし方
大切なのは椅子のコンディション
先生が言うには、椅子の高さや硬さが大切らしい。
(↑取材現場中の椅子にクレームをつける様子)
✅ちゃんと足が地面につく高さの椅子に座る(低すぎて窮屈ならクッションで高く)
✅固すぎると座り続けるのがしんどいのでクッションを使う
✅お尻の後ろ側だけ高くなるようにクッションをはさむと自然に背骨のカーブができる
✅地べたは骨盤が立ちにくいので長時間座るなら椅子の方が体は楽
もっとわかりやすい内容は先生の可愛いイラストで解説してるインスタを見てね
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もう少しで一生立ってるとこだった。
もう1つ大切なのが「お布団」
ぬいぐるみは頭の方へ置いておきましょう(笑)
寝返りを打つことで、同じ体勢で居続けることを防ぎ、関節も適度に動かすので体に負担がかかりにくいらしい。
そういや最近寝相が良くなった気がするから、逆にだめなんかもしれん(笑)
普段の姿勢をよくすることで、ちゃんと動ける状態でいよう
まとめると、いくら泳いでも魚類にはなれないから、まず人間としての本来の良い姿勢をできるだけ保とうって話ですね。
そうすることで、ちゃんと力も出しやすくなるし、それがパフォーマンスにもつながることがわかってきているみたいです。
もしハカマーダ先生のところで姿勢調整をして欲しい!って人はどうしたらいいん?
https://lit.link/hakamaoshisei#
というわけで、みんなまずは人間はS字カーブって覚えとこう!
今日のゲスト
【袴田真央 (はかまだ まお)先生】
・姿勢を専門に大学で学んだ姿勢調整師
・自身も腰の怪我で苦しんだ経験から「姿勢調整師」になる
・京都市内のKCSセンター四条烏丸店にいるよ
・ヨガの先生でもある
・よく踊る(ダンス歴が長い)
最後まで読んでくださってありがとうございます!