水泳に限らず、スポーツを頑張っているみなさんであれば絶対に感じたことがあるのが「不安」。「試合が不安です」といったご相談はよくいただきますし、きっとこれはアスリートの永遠の課題だと思います。今回紹介する考え方も絶対こうすれば大丈夫みたいなものではありませんが、少しでも気持ちが楽になれば嬉しいです。
今回のブログは、音声配信サービス・スタンドFMとも連携した内容になっています!
水泳個別指導FORMSでは、新たに「FORMSのプールサイド」というチャンネルでラジオ配信をスタート!
聞いて、読んで、これであなたの不安も解消?!
ぜひ聞いてみてね!
では参る!
まず、スポーツの試合の何が不安なの?
試合が不安だ!!
これって結構ざっくりしてますよね。
スタンドFM内でも2人で話していますが、そもそも試合の何が不安なのかを明らかにしてみませんか?
✅ベストが出ないかもしれないのが不安
✅ベストが出なかったらどうしよう?って考えると不安
✅ベストが出ないと怒られるから不安
✅練習でやってきたことがちゃんとできるか不安
✅リレーで足を引っ張らないか不安
他の理由??
そんな感じで、一回言語化してみてはどうでしょうか?
意外と漠然と不安なだけで、自分で勝手に不安を作り出している場合もあるかもしれませんし、はっきりと何が不安かを見定めてみることで対処法がわかったり、吹っ切れたりするかもしれません。
不安に思えるってことは、そのスポーツに真剣に取り組んできたからじゃない?
水泳の場合であれば、不安の理由がいずれの場合であっても、それを解消する結果というのは「自分の力を発揮してタイムを出す」ということ。
要するに「自分の力をちゃんと出し切れるか不安」というのが根底にある気がします。
でもそう思えるのって、
練習を真剣に頑張ってきたからこそではないでしょうか!!
ポジティブな考え方かもしれません。
けどそうじゃないですか?
頑張ってこなかったら、どーでもいいわけですから不安も緊張も何もないんですよ。
不安に思えると言うことは、それだけ頑張ってこれたという意味でもあります。
つまり、不安になるのは仕方ないにしても、それで自分の力を低く見積もる必要はないのではないでしょうか?
その不安に打ち勝つだけの努力はちゃんと積めていると信じてみては?
レースでいきなり慣れないことをしようとしない
試合というのは、練習でやってきたこと、練習でできたことしか発揮できません。
練習こそが本番で、試合は発表会に過ぎない。
でもこれって結構心理だと思うんです。
やっぱり試合のために練習をしてるし、練習でできなかったことをいきなり試合で成功させるってすごく難しい。
できなかっただけで、チャレンジしていたのならまだしも、やってもないことなんて到底できない。
実際に生徒さんに話を聞いてて、
水泳の試合でよくあるのは、「ほとんど飛び込み練習してない」。
普段の環境的にできないのは仕方ないんです。
何が問題で、不安を助長させるかというと
練習してないくせに華麗な飛び込みを決めようと思うことです。
割り切ること。
これも1つ不安に対抗する手段だと思います。
何においても吹っ切れた人間は強い。
自分を信じて、最高を目指して征け
試合で不安になる気持ちはすごくわかります。
でも、不安になるということはそれだけ真剣にやってきたということ。
真剣にやってきたけど結果が出ずに打ち砕かれるかもしれないのは誰だって怖い、痛みを伴うかもしれない。
でも、それだけ真剣にやってきたんだから、自分のことも信じてあげてほしい。
人はネガティブなことに反応しやすい。
でも、物事は裏表。
自分に期待をしてあげてほしい。
それって、今まで頑張ってきた自分への礼儀ではないでしょうか。
届いてほしいこの気持ち、自作のモチベ動画です(笑)
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