ある程度できるようになってからが楽しい/心身一如

今回は初心者のお子様へのレッスンで実際にあった出来事を例に、自分の指導観的なのを書いていこうと思います。これは、初心者だけに限らず、全ての人に当てはまることかなと思います。

 

ある程度できるようになってからが楽しい

水泳に限らず、遊びでも仕事でも、制作活動でもなんでも、活動に対して心から「楽しい」と思えるにはある程度のライン(プロとか選手とかってわけではなく)に到達することが必要だと思います。

水泳の初心者さんであれば水に入って遊べているだけでも楽しいと思います。

確かにそれもそうですし、とっかかりとして重要なことだと思います。

 

ただ、「水泳の」「泳げる」楽しさというと、ある程度の上達が必要です。

例えば、

25mもいかなくても、3mでも良いし、大人の手助けやビート板ありでも良い。

自分の力で進めた=泳げた という実感が必要です。

それがあるからこそ、泳ぐことへの楽しさを見出し、もっとできるようになりたい、もっと頑張りたいと思えます。

 

泳げる人から、いくら「水泳は楽しいよ」「泳げると気持ちいいよ」と言われても、結局は非言語的で個人的な体験である「泳げた」という実感がないと本人が楽しさを見出すことはできないと思います。

 

泳げないうちの「プール楽しい」は、水の中での活動が楽しい、もしくは先生やお友達との関わりが楽しいという段階です。

それは誰しも通る道であり、水泳を好きになるきっかけとして十分養うべきことでありと同時に思います。

でもいつの日か、最終的には「泳ぐこと」の楽しさも見出していってもらうべく、個人のペースに合わせて技術指導をさせていただいております。

 

心身一如

心身一如という言葉があります。

心と体は分けることはできないというものです。

 

この考えかたは自分の指導の中でも非常に役立っています。

体の動きの上達があると、自ずと気持ちも乗ってきて、自ら取り組もうとする姿勢があります。

楽しいという気持ちが育ってくると、こちらから言わずとも、子供たちは泳いでくれます。

そんな時はもうメニューなんて設定せずに、どんどん自由に泳いでもらっています。

僕はただ「そうか、じゃあ頑張りなさい!」そう言って見守り、気になった点があれば修正するのみです。

基本的にはこちらがメニューを決めていますが、そんな日があっても良いのです。

 

初心者のお子様の例

初心者のお子様(小学校低学年)。

はじめは水に入って遊べることに楽しさを感じていました。

しかし、伏し浮きやバタ足などの泳ぎの練習が加わってくると、できたりできなかったりがどうしても起こります。

この頃から「楽しい」ばかりではなくなります。

「悔しい」「難しい」いろんな感情が湧いてきます。

 

できると嬉しいのですが、できない時はしょぼんとして楽しみきれない。

でも、その我慢の時期を最近超え、バタ足の動きもしっかりと定着した頃から、自主性が開花しました。

「あそこまで泳ぐ」「1人でやってみる」そんな言葉を沢山聞くようになりました。

泳げるようになるにはある程度順序があり、それに則ってメニューを組んでいくわけですが、

本人が「これしたい」と言って挑戦する分にはそちらを優先しています。

 

その後、クロールの練習に移行していきました。

はじめは息継ぎなしのクロールをして、ある程度してから息継ぎありのクロールと考えていました。

また息継ぎなしのクロールの段階でつまづきがあったのですが、練習している内に少しずつ上達。

すると、こちらから何も言わなくても、「クロールで泳ぐ」と言ってプールに入るなり泳ぎ始めました。

「休んでもいいよ」と言っても、続けて泳ごうとするので、その自主性に任せて練習をしていきました。

気になるところは要所要所で指導しながら。

 

クロールが少しできるようになってくると、息継ぎの練習も取り入れていきました。

サイドキックで練習したりとスモールステップでの練習をしていくのですが、

きっとプールで僕が泳いだり、他の利用者さんが泳いでいるのを見て、「自分も」という気持ちが出てきたのでしょうか、

ステップをすっ飛ばして息継ぎでクロールを泳ごうとしてくれます。

「やりたい」という自主性が優先です。

その日はステップ通りに行うのではなく、泳ぎの中で修正、習得していくことにしました。

自分でどんどん泳ごうとするわけですから、60分のレッスンで体力が持つわけもなく。

早めに力尽きていたので、残り10分は遊び時間にしました。

 

毎回こんな感じではないのですが、子どもの心の小さな機敏を逃さないようにしながら、自主性が開いた瞬間はそこが伸びるような関わりをしています。

きっとまたつまづくと思うので、毎回こんな感じにはせず、よく言って聞かせ、上達できる道順をまた歩んでもらえるようにしています。

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