外出自粛で泳げない方、ジムに行けない方、ダイエットに支障が出ている方、様々かと思います。そんな中、話題になっているのがHIITです。HIITはアスリートへの効果はもちろんのこと、一般の方が体を引き締めるのにも効果の高いトレーニング方法として知られています。何年も前からあるトレーニング方法ですが、おうち時間が増えたことで話題が再沸騰しています。短時間で効果が期待できるそうです。気になる方はネット上にもたくさんメニューがあるので調べてみてください。
HIITとは?なぜ話題?
HIITとはHigh Intensity Interval training の略称です。
日本語に直すと高強度インターバルトレーニングとなります。
高強度です。
ここの認識がHIIT本来のものと世間一般でズレているのですが、それはまた後の章で書きます。
HIITは1セットあたり数分で終わるものがほとんどで、時間が短く効果が高いトレーニング方法です。
しかも、一畳分ほどのスペースさえあればできます。
道具も無くて大丈夫です。
方法も簡単です。
自重のトレーニング種目を1つ選んで、数十秒全力でおこない、短いインターバルを取ります。
それを数セット繰り返します。
短時間で心肺機能向上、筋持久力向上、エネルギー消費増大などの高い効果が得られます。
例えば
バーピージャンプを全力で20秒間→10秒休憩 これを8セット繰り返すとか
とにかく、全力で動く、ちょっと休むを数セット繰り返す方法です。
HIITは科学的にも高い効果が認められており、注目度の高いトレーニングです。
立命館大学の田畑教授が考案したタバタトレーニングもHIITの1つとして有名ですね。
道具も不要、場所も省スペースということで外出自粛でもできるお家トレーニングとしてはうってつけですね。
インスタを見ていても、外出自粛になってからHIITをする人がとても増えている印象です。
ですが、何事も流行してくると本来の形を失いがちです。
それでも健康づくりには問題無いのですが、スポーツで結果を残したい人はそこへ甘んじていてはいけません。
スポーツで結果を残したい人は吐く覚悟で
さっきの例だと、
「バーピージャンプを全力で20秒間→10秒休憩 これを数セット繰り返す」
といものが出てきました。
他にもスクワットジャンプ、ランジ、なんでもできます。
好きな種目で大丈夫です。
外が使える時はダッシュなどでも良いです。
簡単が故に楽そうに聞こえますが、楽していてはいけません。
1セット目から全力を出し切ります。
全力というのは自分が出せる最高の速さと大きさでその動作をひたすら続けることです。
2セット目以降に残す余力など考えてはいけません。
20秒を上手く使い切るだなんて考えてはいけません。
ジャンプならジャンプで、20秒の中で自分に妥協せず1回でも多く行います。
なんせHIITは”高強度”インターバルトレーニングです。
高強度はちょっとキツいではありません超キツいと思えるところまで体を動かさないといけません。
Youtubeやインスタを見ていると、一般の方やインストラクターさんが数セットを簡単にこなしていますが、笑顔が残るようでは本来のHIITではありません。
それはHIITっぽいやつです。
その人は1セットの間にもっと動けるはずです。
もしくは、本来のHIITを全セット完遂することができる一般人はそんなにいません。
どうですか?ちょっと怖くなってきました?笑
アスリートならなおさら1セットをハードにやりこむ必要があります。
それこそ吐く覚悟が必要なくらいです。
ちなみに僕はHIITを完遂して、最後にめまいがしてぶっ倒れた記憶があります。
HIITの完遂は自分に妥協すれば簡単になります。
セットのボリュームが回数ではなく秒数で決まっているトレーニングは自分が試されます。
一般の人にはHIITっぽいやつでOK
健康やダイエット、趣味のスポーツのために運動をする人であればアスリートみたいな本来のHIITをする必要はありません。
自分が可能な範囲で高強度で大丈夫です。
吐くほどやる必要はありません。
安全という観点からも推奨しません。
「HIITっぽいやつ」でも全力に近い強度の運動を短いインターバルで繰り返すわけですから、非常に効果の高い運動になります。
それでも相当にハードだと思います。
次の日は猛烈な筋肉痛が待ち受けているはずです。
外出自粛で、家で運動をしないといけないことは分かっているけどできない。
家だと強制力や雰囲気も無いので頑張れない。
家でできるトレーニングを少ししたからと言って、カロリー消費は大したこと無いから太りゆく体に歯止めをかけるのは難しい。
水泳の練習が無くて持久力が落ちているのは分かっているけれど、何していいかわからない。
どの気持ちも痛いほどわかります。
だから短時間で効果の出るHIITが流行るのも分かります。
僕もおすすめしたい!
1日の中で5分~10分で済むんですから。
もしそれでも、運動をサボってしまう方はオンラインでトレーニングを受講するしかないですね(笑)
お金をかけるとサボらないのが人間です。
指導者を付けるとサボらないのが人間です(笑)
ちゃっかり宣伝(笑)