世界水泳6冠ドレセル選手の自由形:特徴的な浮き上がり方

今年の世界水泳2019でメダルを取りまくったアメリカの怪物ケレブ・ドレセル選手が自由形のスタート、ターン後に特徴的な浮き上がり方をしているので今回はそれについて紹介します。

 

ドレセル選手は50mと100mのバタフライ、自由形といった短距離種目で圧倒的な速さを誇るため、ついつい泳ぎのパワフルさに目が向けられやすいです。

実際、パワーも水泳選手の中ではトップクラスで、台付きではありますがハングクリーンで100kg以上の重量を扱っている様子もSNSで見かけました。

 

ですがパワーだけが、世界一の秘訣ではありません。

泳ぎの技術も圧倒的なものがあり、他の選手とは頭ひとつ抜けています。

そんなドレセル選手の泳ぎを参考にすれば速く泳げるんじゃないかと思いますが、「技術を再現するためのフィジカル」あってのあの泳ぎでもあるので、なかなか全てを参考にはできないこともあります。

 

でも、そこまでフィジカルに左右されず、我々も頑張れば真似できそうな技術もあります。

その1つが自由形のスタート、ターン後のドルフィンキックからの浮き上がりです。

 

ドレセル選手はスタートからドルフィンキックが飛びぬけて上手なので、浮き上がると頭1つ前に出ています。

その浮き上がりの速さは2つの要因からきています。

①持ち前のフィジカル+技術力に裏打ちされたスタート動作とドルフィンキック

②ドルフィンキックからクロールに移る時の特徴的な浮き上がり方(自由形の時)

 

スタート動作とドルフィンキックをマネすることはなかなか難しいですが、浮き上がり方は今からでも練習次第で可能な範囲だと思います。

では実際に次章から詳しく見ていきます。

ドレセル選手の特徴的な浮き上がり方

通常の選手の自由形の浮き上がり方は、ドルフィンキックを打った後、バタ足に切り替えながらクロールを泳ぎ始めます。

もしくは、ドルフィンキックを打って、一瞬スイ―っと伸びてクロールを泳ぎ始めるって感じです。

ところがドレセル選手は、ドルフィンキックの最後1回とクロールの1かき目のタイミングを合わせて、片手のバタフライみたいな動きで浮き上がってきます。

Fina公式のチャンネルで2019世界水泳の50m自由形決勝を見ることができます。

浮き上がりの水中映像に注目です。

参考:Youtube FINA https://www.youtube.com/watch?v=lQJQG3ULFL0

ドルフィンキックの勢いをダイレクトにクロールの泳ぎに繋げることができるため、1かき目でグイ――っと一気に前に出てくることができています。

動画だと速すぎて動きのタイミングが分からないかもですが、片手バタフライみたいな感じなのはわかると思います。

 

ちなみにこの浮き上がり方、ドレセル選手だけかと思ったら、リオ五輪の水中映像を見たらフェルプス選手もやってました。

2人の共通点としては、バッタが得意なこと。

となると、バッタが苦手な人には、、、、どうなんでしょうね。

ドルフィンキックと手のフィニッシュを合わせる

タイミングをもう少し詳しく見ていきます。

ポイントは2つ

①ドルフィンキックと手のプッシュ~フィニッシュを合わせる

=バタフライで言う第2キックと手のフィニッシュを合わせる

②静止画がほぼバタフライ

 

①例の浮き上がり前のドルフィンキックを打って、、、

 

②アップキックが始まると右手が動き始めます。

バタフライのファーストキック後のキャッチと同じような形

 

③アップキックが後半でこれからダウンキックへの切り返しへ。

手は頭を通過。

 

④アップキックとダウンキックの切り返し。

手はプルが終わってこれからプッシュへ。

いや、、、バタフライの解説かよ、、、(笑)

 

⑤ダウンキックが入り(バタフライでいう第二キック)、プッシュが始まる

 

⑥キックとストロークのフィニッシュがピタリ

 

⑦前に伸ばした左手のストロークと、バタ足が始まる。

 

うん。

こうやって見るとやっぱり片手バタフライみたいですね。

 

実際にやってみるとタイミングを合わせるのと、バタ足への切り替え時の骨盤の使い方が難しいですが、上手くいくとなかなかの推進力を感じます。

感覚が変わる分、次のストロークへの対応が変わってくるので繰り返し練習が必要です。

自分に合うか合わないかは自己判断でお願いします。

 

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