水泳でベストタイムが出ない時に見直したいこと5選

試合に出れども出れども、泳げども泳げどもベストが出ないのはなぜなのか。こんなに努力したのに無理ならもう諦めようか。。。いや、諦めないでほしい。きっとまだやれることはある。数多くの伸び悩みスイマーへの個別指導と解決に導いてきた水泳指導のプロ視点から「見直すべき5つのこと」をお伝えします。

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この記事の監修は

【尾崎コーチ・林コーチ】

・水泳個別指導FORMSがスタートした2018年以前から指導。

・初心者の泳ぎ習得はもちろん、全国大会出場レベルから伸び悩む選手の停滞突破まで幅広く指導。

・林コーチはマスターズ世界ランキング(25歳以上区分)に入った経歴もあり

 

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悪循環になってしまう理由

おざきコーチ
おざきコーチ
タイムが出ない時に限って、いろんなことや応用に手をつけがちなんだよね。
はやしコーチ
はやしコーチ
普通に体の状態が良くないとか、当たり前のことが甘かったりするよな。
おざきコーチ
おざきコーチ
実は影響度が大きいけど軽視されがちなところと、派手だけど影響度が低いところの見極め重要よね!

 

💡ここに気がつかないと悪循環になる

今は少し前に比べて情報が多すぎるので、1つのことを改善する前にあれもこれもと思ってしまいます。

でもタイムが出ていない時の多くが、基本的なところの改善や1つのことの改善だったりします。

①水泳でベストが出ない時ほど体のコンディションを見直す

まず見直してほしいのが体のコンディション。

水泳なんて、相手との接触もなければ戦略性も薄いスポーツ。

身につける道具も水着だけで、今やほぼ全て同じレベルの性能。

 

つまり、己の肉体の良し悪しがかなりものをいうスポーツなんですよね。

技術的な改善はもちろん重要ですが、そもそも体調は万全でしょうか。

 

見直しポイント①

✅睡眠時間と質は十分か?(昼寝込みで8〜9時間くらいは寝たい)

✅食べれているか

✅試合の前、1ヶ月以内で風邪を引いたりしていないか

 

「え?そんなこと?」って思うかもしれませんが、1番重要です。

だって体が100%じゃないと力も技術も100%出せないし、メンタルも整いません。

疲労が溜まって大変な時の達成感なんてまやかしです。

 

いかに毎回の練習をフレッシュな体調で挑めるか。

いかに万全の体調で試合に行けるか。

 

遅くまでスマホ見てない???

②水泳でベストが出ない時ほど取り組み方を考え直す

伸び悩んでいるスイマーの普段の練習メニューを聞いていると、「そりゃそうだよね」ってものが多いです。

100mの種目に出るのに、普段の練習は200mや400mを何本も泳ぐような練習ばかり。

持久力練習ばかり。

 

みたいな感じ。

持久力はもちろん重要ですが、100mならスピードも必要。それに持久力としても速いスピードで耐える持久力が必要だったりします。

決まってこういう選手、後半はバテないけど前半が遅くて停滞してたりします。

 

他にも100mのレースに出るなら、100mのレースを想定したメニューが必要です。試合でいきなりペースを刻もうと思っても感覚として知らないのにできないですよね。

 

水泳というスポーツは総合力です。

長い距離、短い距離、持久力、瞬発力、どれも重要です。

その中でも自分の種目にたりてないのはどれか、もう一度考えてみてもいいですよね!

見直しポイント②

✅今の練習は本当に試合を想定できているか見直す

✅自分の専門種目で必要なのはどんな能力だろうか?

 

③水泳でベストが出ない時ほど基礎の確認を徹底!

ベストが出ないと、指導者も選手もすぐに検索して調べることが出来ます。

それだけならよかった。

でも今は違う、SNSは自分で調べているのではなく、流れてくる。

 

流れてくる情報は、能動的に見つけたものじゃない。

「見せられてるものにも関わらず」

今の自分に必要なのかどうかも精査しないとわからない。

 

だけどスランプの時は、藁にも縋る思いだからなんでも受け取ってしまう。

そんなことの前に、基礎基本に帰ろう。

 

タイムが出てない子のほとんどは、基礎基本が甘いです。本当に。

 

見直しポイント③

✅姿勢(ストリームライン)は最初から最後まで崩れないか?

✅スカーリングは上手と自信を持って言えるか?

✅プル・キックは速くなってきているか?

✅息継ぎで減速してないか?

 

おざきコーチ
おざきコーチ
うちのレッスンではこのあたりをとことん追求していきます!

 

④水泳でベストが出ない時ほど練習やトレーニングの数字を見る

タイムが停滞している時の選手が決まっていう言葉があります。

かつての自分もそうでした。

 

「感覚はよかったのになあ」

 

本当だろうか?

そもそも、トップスイマーでもない自分の感覚とやらはそんなに頼れるものじゃなくないか、、、、。

と大人になってから気がつきました。

 

練習やレースでもっと、泳いでいる時の「数字」に目を向けて見てください。

感覚は大切ですが、その感覚が頼りになるのは現実とのギャップが少ない時だけです。

タイムが出ていないという現実なのに「感覚が良い」はおかしいですよね。

「良い」と認識ている感覚が故障してるって思った方がいい(笑)

 

おざきコーチ
おざきコーチ
辛辣でごめんなさい。でも心からタイム出してほしいと思って書いてるから許して!

 

見直しポイント④

✅練習のストローク数、ドルフィンキック回数を数える

✅感覚よりもタイム優先で判断してみる

✅試合のラップタイム、ストローク数、ドルフィンキック回数を動画で確認する

 

タイムと数字が良くて感覚が良い=良い感覚

タイムと数字が悪くて感覚が良い=錯覚

 

どこかに問題があるはずです。

体調?泳ぎ方?トレーニングの充実度合い?疲労?

 

⑤水泳でベストが出ない時ほど1点集中で意識する

ベストが出ない時ほど、1つのことに対する粘り強さを欠いてしまいます。

焦りがあるからかなと思います。

 

ですが、水泳で1つの技術を改善して試合で使えるレベルにするには最低でも1ヶ月、長いと数ヶ月かかります。

ちょっとした手のかきかた、キックの仕方。

練習で徹底的に気をつけて、ようやくできるかなってところです。

 

もちろんすぐ改善する子もいるし、内容にもよります。

でも他人は関係無いですよね。

 

きっと今、コーチに何か言われている修正点があるはずです。

それがちゃんと治るまで、他のことに浮気せずにやってみてください!

見直しポイント⑤

✅まずは今の課題を徹底する

✅1つ1つ一点突破

✅SNSでの情報収集をしすぎない

 

おざきコーチ
おざきコーチ
こういう事情もあって、うちではSNSでノウハウを発信しすぎないようにしています。

 

ノウハウ発信は能動的に調べてアクセスするブログと有料のコンテンツのみにしています。

無料で吐き出されるノウハウ受信を多くしすぎることは、返って選手のためにならないと思っています。

 

水泳のタイムで停滞したら頼るべきこと

ここまでのことを1人でやるって正直難しいです。

だからこそ、僕たちがいます。

 

何が足りていないのか、出来ていないのか。

どうやって解決するのか。

そしてそれを継続するために心が折れないように支える役割が僕たち個別指導コーチです。

塾行く気持ちで頼って欲しい。

 

遠方の選手やチームメイトに知られたくない選手に向けてオンラインで完結するトレーニング、動画分析プランなどもあり、大好評です!

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水泳のタイムで停滞した時の基礎基本の見直しコンテンツ

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