【競泳】ジュニアスイマーでも笑って学べる物理の話

スポーツをするなら、簡単に物理のことを知っておく必要があります。だって地球で動いてるから。でも難しい話をしても伝わらないので、ジュニアスイマーでも簡単に理解できるように、おもしろおかしく書きました!!

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おざきコーチ
おざきコーチ
最強生物林コーチをいかにして倒すかという視点で語っていきます!笑
はやしコーチ
はやしコーチ
え?!

※本人はこのブログの執筆を知らされていません。ごめん。

 

物が落ちる力を利用しよう

おざきコーチ
おざきコーチ
ここに鉄の水筒があります。
はやしコーチ
はやしコーチ
ほう。
おざきコーチ
おざきコーチ
いまからこれを林コーチの足の小指に落とします。
はやしコーチ
はやしコーチ
え?!
おざきコーチ
おざきコーチ
まずは1発目、5cmの高さから落とします!てい!
はやしコーチ
はやしコーチ
痛いんやけどwwww
おざきコーチ
おざきコーチ
まだ、言うてもそんなにやろ?笑
はやしコーチ
はやしコーチ
まあまあ、、、。
おざきコーチ
おざきコーチ
じゃあ、次!1mからいってみよう!!!

はやしコーチ
はやしコーチ
待てや。

 

つまりはそういうことですね。

1mの高さから鉄の水筒を林コーチの小指に落とせば、確実に倒せます。

ですが今回はかわいそうなのでやめておきます。

✅「物が落ちる」を利用できる!

✅同じ重さのものであれば、高いところから落とすことで威力が増す!

 

 

ではこれを水泳に活かすにはどんなシーンか。

クロールや背泳ぎのリカバリーの高さ

わかりやすいのは、クロールや背泳ぎでリカバリー(水上から戻してくる手)をしっかりと高い位置に持ってきて、そこから前に落とすということです。自分の手の重さは同じですから、高いところから落とす(前に入水する)ことで前に進む勢いが増します。正確には反対の手の水をかく動作を手伝ってくれる意味合いもあります。このためにはしっかりと体のローリングをする必要がありますね。ローリングが少なくて、横から手を戻すようなクロールでは物理的な有利さを使えません。ただし、動きが大きいと疲れるので、泳ぐ距離にもよりますね!

 

 

平泳ぎで強く前に

平泳ぎの息継ぎをした際に、水上に出てきた頭や上半身を強く前に突っ込んでいきましょう。これも物が落ちることを勢いに利用する良い例です。

頭の重さは約5キロ。ボーリングの球ぐらいあります。

そんな重さのものをうまく利用しないわけにはいきませんよね!

 

強く押せば強い力が返ってくる

おざきコーチ
おざきコーチ
こうなったらもう、タックルで倒す!!
はやしコーチ
はやしコーチ
ほう。
おざきコーチ
おざきコーチ
おらあ!!!

 

その瞬間、林の全身の筋肉が服を引き裂く勢いで巨大化したのだった。。。。

はやしコーチ
はやしコーチ
ムキイ!!!!!

 

ずどーーーーん

 

おざきコーチ
おざきコーチ
ぐはあツ

壁のような筋肉にはじき返された尾崎は数メートル吹っ飛び、気を失うのであった。

 

✅強い力を加えると強い力がはね返ってくる!

 

最大の力を込めてタックルした尾崎でしたが、林の壁のような肉体に弾き返されてしまいました。物や地面に力を加えると、同じだけの力がはね返ってきます。例えば、思いっきり壁にむかってボールを投げてぶつけると、それだけ強い勢いでボールが返ってきます。今回の尾崎はこのボールと同じですね。逆にゆるーいボールを投げて壁にぶつかると、弱い勢いで跳ね返ってきます。

 

ターンや飛び込みで勢いをつけたいなら

水泳でこれを応用するなら、1番はターンや飛び込みです。壁やスタート台をどれだけ強く蹴ることができたかが、その後に自分が進む勢いを決めます。もちろんその後の水の抵抗があるので、抵抗の少ない姿勢を磨くことも

 

同じ力なら、スピードがある方が強い

おざきコーチ
おざきコーチ
俺も鍛えてきた。

 

はやしコーチ
はやしコーチ
ほう。

 

おざきコーチ
おざきコーチ
もう筋力でも負けねえ!!いざ!!!!

 

はやしコーチ
はやしコーチ
ギア・セカンド、、、、!!!

そういうと、林の体から煙のようなものが舞い上がり、、、、。

目にも止まらぬ速さで、、、、、、。

 

ずどーーーーーーーん

ぶつかり合う両者

 

おざきコーチ
おざきコーチ
ぐああああああああああ

 

 

尾崎は再び気を失うのであった。

 

 

✅同じ力を加えた場合、スピードがある方が強い。

力とスピードの両方を考えたものを【パワー】といいます。

 

尾崎は、確かに筋力をつけて、強い力を出せるようになりました。

しかし、ギア・セカンドを発動した林のスピードとは比べ物にならなかった。

同じ筋力であれば、より速く動ける方がパワーが増します。

 

スポーツでは最終的にパワーを高める必要があります。

 

水泳のあらゆるシーンで

強い力でスタート台を蹴ったとしても、ゆっっくり蹴っていては遠くに飛ぶことはできません。強い力で水をかいていても、ゆっくりとした手の動きではスピードは出ません。

筋トレをしてダメになる選手がいて、「筋トレはダメ」と言いがちです。でもそれはトレーニングで重さばかりを追求してスピードを追求できなかったから。水泳だけ特殊ではありません、地球上で行うスポーツなのでより重いものを、より速く移動させる(それを繰り返せる)能力を高めることが基本になります。筋トレはその基礎を磨く行為です。もちろん、その後に水泳の技術に落とし込む必要があります。

 

 

強い力を加え続けれる方が高く、遠くに跳べる

おざきコーチ
おざきコーチ
あいつヤバい、逃げないと、、、、。勝てない、、、。

 

そうか!さすがにあれだけの肉体!

きっともう泳げなくなってるはずや!!!

 

水中に逃げる!!!

 

ピョーン

 

はやしコーチ
はやしコーチ
ちょっと待ちなよ!

 

林が飛び込もうと地面を蹴ったその瞬間、

 

あまりにも強力な力が地面に伝わり、

 

ドカーンという地鳴りのような音が!!!!

 

 

おざきコーチ
おざきコーチ
え、、、、?!

 

泳いでいる尾崎の上空を通り過ぎる林。

 

はやしコーチ
はやしコーチ
やっほ!!

 

おざきコーチ
おざきコーチ
もう、、、アカン、、、。

 

尾崎は目の前が真っ暗になった。

 

 

 

 

おざきコーチ
おざきコーチ
は!!!夢か!!!

 

 

おざきコーチ
おざきコーチ
っていうことがあったのよ
はやしコーチ
はやしコーチ
失礼な夢w

 

 

✅強い力を加え続けれた方が高く、遠く跳べる

力積という難しい話になるのですが、水泳の飛び込みで簡単に説明します。

 

 

いろんな深さで脚のトレーニングを

飛び込みスタートの際、構えた姿勢は少しきつい。

ですが、この膝や股関節が曲がった状態から、最後に脚が伸び切るまでの間、常にスタート台に力を加え続けることができると遠くに飛ぶことができます。飛べない子の多くが、最後の最後だけチョンって台を蹴っています。

 

もっとわかりやすい例だと、普段スクワットをする時、1番深くしゃがんだところの方がキツいですよね。そこで踏ん張れる人は、その姿勢の時も地面に強い力を加えれています。スタートが強くなるためにも、しっかり深く曲げるジャンプトレーニングから、縄跳びのように軽く曲げて跳ぶようなトレーニングまで幅広くしっかり行いたいですね。

これはターンの強さにも言えますね!

 

 

 

最後のシーンで、ボロボロになりながら逃げようとした尾崎は、もう強く地面を蹴る力が残されておらず、ほとんど跳ぶことができませんでした。

一方の林は、強力な力で地面に長い期間力を加え続けたため、強力な飛び込みができました。

 

 

おざきコーチ
おざきコーチ
そんな感じで、伝わったかな?

少しでも勉強になっていたら嬉しいです!!

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なぜトレーニングをしなくちゃいけないのか、大きく泳ぎなさいと言われるのか、いろいろ考えてみてください!

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