水泳をしているお子様、選手であれば腹筋背筋をはじめとした体幹のトレーニングをしている人も多いと思います。それはとても良いことなのですが、やっぱり「なぜ鍛えるのか?」をなんとなくでも理解しておかないと継続もできないというもの。姿勢の維持以外にも鍛える理由があるので、ぜひ読んでみてね!
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では参る。
目次
体幹トレーニングってなんぞ
体幹とは、一応「頭、手足を除く胴体の部分」と言われています。
とはいえ、胴体と手足をつなぐ筋肉もたくさんあるので、厳密に分類するのもなんとなく難しいような気もします。
ただ、とりあえず一般的に「体幹トレーニング」と言われたら
腹筋・背筋をはじめとした胴体を動かしたり、キープしたりするトレーニングだと思ってもえたらいいんじゃないかと思います!
体幹さえ鍛えておけばOK?
そんなわけはない。
体幹を強くすることで、今から紹介するメリットはありますが、体幹さえ強ければOKといわけではありません。やっぱり体幹が強くても末端が弱ければ、プルやキックで強い力は出せません。
主人公になりたければ全身です。
水泳に体幹トレーニングが必要な理由①:キックを強くするため
キック=脚力&蹴り方
というのは最優先ではありますが、脚力があっても腹筋が弱いと強く蹴り込めません。
力が抜けてお腹がぺろーんと伸びた状態だと強く蹴れなくないですか?
どのスポーツでもそう
例えばシンプルな100m走などでも、体幹がちゃんと強くないと、力強く地面を蹴れないですし、地面からの反発をうまく利用することができません。
水泳では、力をかける方向が陸での競技とは違いますが、体幹が弱いと力が伝わりません。
水泳に体幹トレーニングが必要な理由②:強い回旋に耐えるため
水泳選手が体幹を鍛えるべき2つ目の理由は主にクロール、背泳ぎの選手に必要です。
クロール、背泳ぎでは体の回旋動作が入ります。
いわゆるローリングですね!
ローリングは不要だ!
みたいな理論が3年に1回ペースくらいで流行っては廃ってを繰り返していますが、
まああれって感覚、イメージの話であって、どの選手も多かれ少なかれローリングしています。
ローリングが大きいのか小さいのかの話なだけであって、体は回旋していきます。
つまり、
✅その回旋自体を素早く強いものにするため
✅回旋に対して体が振られてグラグラした泳ぎにならないよう耐えるため
体幹のトレーニングが必要になります。
一般的なプランクなどで耐えるトレーニングも良いですし、ツイストを加えた腹筋運動も効果的です。
そして、強い回旋を起こすのは基本的に体の背面の筋肉なので、
✅背中
✅お尻
などの種目も効果的です!
水泳に体幹トレーニングが必要な理由③:水を抑え込みたい
水泳というと余計な力を入れない「脱力」に注目が集まりがちですが、必要なところでちゃんと力が入ることも重要です!
その1つが、四泳法どの種目でも手がエントリーした瞬間です!
この瞬間にしっかりと真っ直ぐの姿勢で止まれること、そして水を抑えながらキャッチしていくことが重要です。
この時、腕の力も必要ですが体幹の力が弱いと不十分です。
バタフライは特に必要な印象
実際、伸び悩みでレッスンやトレーニングに来てくださる種目No.1がバタフライ。
バタフライは幼少期は大きく体がしなるように動けばそれなりにタイムが出るのですが、小学校の後半、中学、高校くらいになるとそれではペラペラとした泳ぎになってしまします。
水を抑えることができないので、大きく成長した体を力強く運んでいくことができません。
関節が出来上がっていくのが大体13歳くらいと言われています。
この年齢になっても体が柔らかすぎる選手は、柔軟性と引き換えに関節の固定力が弱いので、体幹トレーニングなどをしっかりやり込む必要があります。
水泳に体幹トレーニングが必要な理由④:抵抗の少ない姿勢の維持
水泳選手が体幹トレーニングをすべき理由の4つ目にしてやっと、抵抗の少ない姿勢の維持があります。
4番目ですが、重要度が4番目というわけではないので誤解なきように!笑
優劣はつけれないです。
どれだけ腕の力や脚の力が強くても、陸の800倍の抵抗がある水中では、抵抗をできるだけ受けない姿勢で泳いでいかないと進まない。
いや、進んだとしても燃費が悪すぎてすぐバテる!
特に競泳クラスに入りたてのお子様は体力的にまだ追いつかず、体をまっすぐにしておくことが難しかったりします。
真っ直ぐしないといけないことはわかっているけど、運動の中でそれが難しいとか、筋力的にむずかしいことがあります。
そういった意味でも、競泳歴がまだ浅い選手にも実は陸トレは良いです!
水泳に体幹トレーニングが必要な理由⑤:他のトレーニングの効果と怪我予防
どうしたって、今目の前の結果に目が行くのは普通ですし、それで全然良いと思います。
ただ、ジュニア選手の保護者に知っておいていただきたいのが
「絶対、今が人生最速じゃない」
ということです。
女子であれば10代後半、男子は20歳くらいから筋肉がどんどんついていきます。
(もちろん適切にトレーニングをした場合)
この頃からウエイトトレーニングなどをしっかりやり込めると、まだまだ強くなります。
ウエイトトレーニングは高校や大学の部活でスタートすることが多いです。
ただし、体にかかってくる重量、負荷が自重トレーニングとはまるで違います。
その分、必然的に怪我のリスクを伴います。
ケガを予防するためにも、体幹をしっかり使えること、強靭であることが重要です。
例)スクワットで腹圧が弱いと、腰にくる
それもあって、小学生、中学生のころから基礎的な体幹のトレーニングをしっかりとやりこんで、怪我しにくい体の使い方、体力をつけておきたいですね!
もちろん体幹が強くなれば、自重の脚や腕のトレーニングの効率も良くなります!
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