「クロールのタイムが出ない!」と思った時に、フォームのどこが悪いんだろう?って考えると思います。今回はそんな皆さんに少しでもヒントになるような、考え方をご提示できればと思います。大きく分けて、姿勢、ストローク、キックの3つの視点から書いていこうと思います!
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伸びない時ほど特殊なことに惑わされる
クロールに限らずではあるのですが、伸び悩んだ時ほど特殊なトレーニングや練習方法、斬新な理論に目を惹かれがちです。
しかし、伸び悩んだ時ほど基本的なところの見直しが必要なんです。
練習しても練習しても伸びない時は、ドツボにハマっている状態。
その状態で何か特殊なことをしても逆効果。
本当に自分は基本的なところ、最近ちゃんとできているだろうか。
そう問いかけながら、練習していく必要があります。
クロールが伸びないその根本原因、泳ぎの姿勢じゃね?
クロールが伸び悩んでいるときに、まず見直したいのが泳ぎの姿勢。
伸び悩んでドツボにハマればハマるほどにストロークとかそっちに目が行きがち。
もちろん大事なのですが、それを実現するにもまず姿勢なんですよね。
泳ぎの姿勢が悪いと、水の抵抗が大きくなるだけでなく、腕や脚がいい動きにならない。
腕や脚は単独で動いているように見えてつながっています。
崩れた姿勢、上下動や左右へのブレが大きい姿勢でクロールを泳いでいると、
実現したいストローク動作も実現できません。
姿勢を見直す方法としてはいろいろありますが、
まず不安定な水中以前に、陸でその動きができるのかどうか。
そして、水中に入った際には浮力のこともあるので、
だるま浮きから感覚を見直していくことをお勧めします。
競泳になると、「できている」「感覚大丈夫」と思い込んでいて、
こういった基本的なところを見落としがちです。
改めて見直してみる。
浮く感覚、まっすぐでいる感覚を改めて感じてみる。
その感覚を大事にしながら、ストリームラインを組む。
浮く。
軽くキックを打つ。
安定して打てたら、泳ぎ始める。
クロールのストロークは長い距離かけてますか?
さて、姿勢が落ち着いてきたら次は何に向き合うべきか。
それがストローク。
「ストローク」と言っても要素も個人差も大きいです。
そこで、向き合うべきは「感覚」
水をしっかり捉えることができているのか。
そしてその水を逃さずに最後までかき切れているのか。
いろんなストロークのフォームや方法論はあるかと思います。
ただ、共通して認識しておきたいことがあります。
「長い距離をかけているのか」
ということ。
水をキャッチしてから押し切るまでの距離をしっかり取れていますか?
肩より前方で水を引っ掛けて、脚の方まで押し切れる選手と、
肩の真下あたりでようやく水が引っかかる選手。
もちろん早いのは前者です。
ストロークの軌道がいかなものであれ、できるだけ長い距離を速くかき、
水を素早く大量に動かせるほど速い。
この原理だけは変わりません。
やることはシンプルで、スカーリング練習の徹底です。
既にたくさんやっているという方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな場合でも、ひたすらクオリティを求めてください。
フォーム的なところもそうですが、単純にスカーリングの練習タイムが速くなっているか
クロールのキックの感覚と動きは大丈夫?
最後にキックにも言及しておきましょう。
キックを最後に持ってきた理由としては、ストロークよりも推進力に関与する割合がクロールでは小さいからです。
クロールの推進力はどちらかというとストローク動作への依存度の方が高いです。
そんなキックですが、改めて向き合いたいのは、こちらも感覚。
クロールであれば、足の甲で水を捉えて蹴るわけですが、ここに感覚はちゃんとありますか?
手はスカーリングで感覚を大切にしている方が多いですが、足は意外と放置。
闇雲に蹴っている印象が大きいです。
クロールを習いたての頃、プールサイドでキックの練習をしたと思います。
ぼこぼこと水面に水の盛り上がりを作る練習。
あれってすごく感覚と向き合えます。
競泳になるとついついキック力の方ばかりに目が行きがちですが、
脚力がどれだけついても感覚が育っていなければ、水を的確に捉えることができません。
キック練習、ただ頑張るだけではなく、足の感覚にしっかり目も向けてみてください。
最後に
いかがだったでしょうか?
言っていることは結構シンプルですが、シンプルなことほど不調時や伸び悩み時には見えなくなります。
もう速くならない!と諦めてしまう前に、基本的なところを向き合い直してみてください。
きっと今までにない発見と感覚の変化が起こると思います!
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