ジャンクフードOK?カロリー取れたらOK?その増量方法で本当に良いですか?

「体重を増やす」「筋肉を増やす」これはスポーツをしている人にとって大きなテーマの1つだと思う。だからと言ってカロリーの効率だけでジャンクフードをたくさん食べると、体を壊すことにつながります。ちゃんとしたご飯をたくさん食べて体重を増やすようにしてください。

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何と言っても、サイズとパワーは関係が深い。

格闘技などの階級がある競技はまだしも、そうでない競技ではある程度の大きさは武器になる。

 

では、体重を増やそうと思った時、何を変えなけれいけないか。

トレーニング内容もだけれど、「食事」は絶対に外せない項目だと思う。

 

「体重を増やす」と聞くとつい勘違いしてしまう人もいる。

また、それに拍車をかけるような情報も溢れている。

 

カロリーを増やさないといけないからと言って、ジャンクフードやお菓子、インスタントの麺でも何でもたくさん食べる

 

これは本当に良いのか?

カロリーさえ取れたらもうそれで良い?

 

己の血となり肉となる

大前提として覚えておくべきです。

自分の体を形成するのは食べたもの。

その体、何で形成しますか。

ジャンクフードで作った体で良いですか?

体重の増減は単純なカロリー収支だけではない

体重の増減の基本はカロリーの収支だと言われています。

食べた量より動けば体重は減るし、逆ならば増える。

体重を増やしたければ、動いた以上に食べないといけない。

 

ところが、最近はこの単純なカロリー収支だけではないとも言われています。

と言うのも、いくらたくさん食べたとしても、私たちがそれを吸収する能力を備えていないと意味がないからです。

 

で、その吸収する能力を左右するものの一つが腸内環境。

腸に炎症があるとか、動きが悪いと言った腸そのものの状態はもちろん吸収する能力を左右します。

他にも、同じだけカロリーを取っていてもそれを全て取り込めるか否かは一人一人がもつ腸内細菌の組成によって変わってきます。

例えば、ファーミキューテスと呼ばれる種類の腸内細菌が多い人は、カロリーを過剰に吸収しやすく太りやすい(ポジティブに言うなら体重増えやすい)。

一方、バクテロイデスと呼ばれる腸内細菌が多い人は痩せやすいと言われています。

 

他にも悪玉菌とか善玉菌と言う分類で様々な菌が存在しています。

栄養素の吸収率にはもちろんのこと、全身への老廃物の蓄積や、便通、体の痛み、精神状態、免疫力、内臓機能など様々なことに関係しています。

理想は善玉2割、日和見7割、悪玉1割のバランスを保つこと。

 

腸内細菌の組成を調べることは容易ではありませんが、特別なことをせずとも和食を心がけたり、一汁三菜、野菜も肉も主食もしっかり食べる、加工品やお惣菜ではなく、自分で料理すると言った心がけで比較的良くなります。

 

元々胃腸の弱い人などはさらに特別な配慮が必要ですが、、、、。

 

また、持っている細菌の種類によって消化吸収が得意なものとそうではないものがあります。

魚介類をたくさん食べている人は魚介類の消化吸収が得意な菌が残っていきますし、

肉を食べると胃腸の不調が出る人は、それを消化吸収する菌が少ないのかもしれません。

 

筋肉のために肉を食べないといけないと思い込まず、自分の体に不調が出ない食材からタンパク源(他の栄養素も)を選ぶのをお勧めします。

無理に食べても消化吸収されていなければ非効率です。

 

腸活については、たくさん書籍や情報も出ていますので、たくさん調べてね。

僕のインスタのストーリーハイライト「腸活」のところにもたくさん情報があるので、良ければご覧ください。

https://www.instagram.com/yu3tr/

 

栄養素のバランスだけで見ない

炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル。

このあたりの栄養素についてのリテラシーはここ数年のフィットネスブームでそこそこ高まったと思う。

でもまだ知らない人の方が多いだろう。

 

でも、「タンパク質が筋肉の材料で、炭水化物はエネルギー源で」くらいの話はわかると思う。

 

もちろんこの理解は大切なのですが、逆を言えばそれさえ満たしている食べ物なら何だって良いと勘違いしがち。

 

アミノ酸スコアがとか、動物性か植物性か、食べる時間は、とか列挙し始めるとキリがない。

でもまあそういったメソッドとか二次的な話は各自ググって欲しい。

それ以前に、その食品の出どころ、原料、添加物、ゲノム食品か否かというそもそも話がこれからは大切になってきます。

 

前章で述べた「己の血となり肉となる」「腸内環境」の話にもリンクしますが、いくら栄養素の数値的に満たされていてもその食品の質が悪ければ健康上の問題が出たり、吸収の効率が悪かったり、パフォーマンスの低下を招いたりします。

 

少しずつ出回り始めるゲノム編集食品。

安全性に問題はないと言われていますが、、、。

ちなみに表示義務はないので、いつ食べているかわからない。

自分は嫌だなあ。

安全性に問題ないと言っても、一生をかけてどうなるかはまだ誰もわからないですよね。

研究ってある一定期間しかやらないもの。

20年、30年食べ続けたらどうなるの?

 

原料についても、そもそもの栄養価は野菜だとひと昔前の10分の1くらいしか平均して栄養価が高くないと言われている。

 

添加物は先進国トップクラスの日本。

ジャンクフードやお菓子、スーパーのお惣菜、冷凍食品なんて添加物まみれ。

 

カロリーや栄養素は満たせるかもしれないけれど、それで本当にいい?

細胞は?胃腸は?健康は?

単純なカロリー計算だけではないよ?

何食べよう

とはいえ、気にしすぎると食べるものがなくなる。

じゃあ何を食べようか。

 

原料にまでこだわるとかなり大変ではある。

できるだけ加工前の原料を買ってきて、自分で料理をする。

ますこれが基本。

ジャンクフードをいっぱい食べるのではなく、

お米を炊いて食べる。

肉や魚を自分で焼く。

 

添加物の少ないプロテインを選ぶ、無添加のナッツや小魚を間食として食べる。

栄養価が低いとはいえ、野菜を食べる。

 

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