”スマート”に目標を設定しよう!

スマート(SMART)とは、5つの単語の頭文字を取った言葉です。Specific (具体的)、Measurable (測定可能)、Achievable (達成可能)、Realistic (現実的)、Time bound (期限があること)。これに沿って目標設定をすることで、効果的に簡単に目標を立てることができます。

スポンサードリンク

 

皆さん、もしくはお子様の水泳に対する目標は何ですか?

タイムを出すこと?

優勝すること?

大会に出ること?

50mを泳ぎ切ること?

クロールができるようになること?

肩甲を手に入れるため?

 

目標は様々だと思います。

きっと何かしらの目標があって水泳に取り組んでいると思います。

 

では、その目標をもっと上手く設定してみませんか?

目標設定が上手くできると、

・モチベーションが上がりやすい

・今しなければいけないことが明確になる

・水泳以外に取り組む時にも役立つ

 

というわけで、今回はSMART(スマート)と呼ばれる目標設定の方法をご紹介したいと思います。

SMARTとは?

SMARTとは、5つの単語の頭文字を取った言葉です。

 

Specific (具体的)

Measurable (測定可能)

Achievable (達成可能)

Realistic (現実的)

Time bound (期限があること)

 

具体的で、測定可能で、達成可能で、現実的な目標で、達成期限がある。

皆さんの目標はどうですか?

 

もちろん5つの要素全てを満たしていれば理想的かもしれませんが、1つでも2つでも要素を含んで目標を設定できると良いですね。

Specific 具体的に設定する

それでは、ここから5つの要素全てについてもう少し詳しく見ていきます。

まずSpecific(具体的に)です。

皆さんの目標は具体的ですか?

目標を決める際は、できる限り具体的にしてみましょう。

 

例えば

「次の試合でベストタイムを出したい!」

→「ベストタイム」が曖昧。

これを具体的にします。

次の試合は何年の何月何日ですか?

種目は?

今のベストタイムは何秒ですか?

最低でも出したいタイムは何秒ですか?

1/100秒まで想定してください。

これらを考慮していくと、

「OO年O月O日の試合で、50mバタフライで、今のベストタイム30秒05を切る。目標は29秒99。」

 

具体的にすることの何が良いか。

目標達成までに、どれくらい時間があって、今の自分に足りないことは何か。

それも具体的になってきます。

29秒99で泳ぎたいのであれば、折り返しの25mで15秒かかっていたら難しいですよね。

13秒~14秒で折り返せるようにスピードを上げないといけません。

それは今日から試合の日までに行わないといけません。

期間は十分ありますか?それとも少ない?

スピードを上げるにはどんな練習が必要?

といったように、具体的にすることから始まって、努力の道筋も立てやすくなります。

Measurable 測定可能

水泳の場合、これはあまり気にする必要はないかもしれません。

その目標は測定可能なものですか?

タイムや距離をしっかり設定しましょう。

 

まあ、「水泳を通じて幸せになりたい」という目標であれば、、、、、

それは数字で測れるものではないかもしれませんが。

Achievable (達成可能)

設定する目標は達成が可能なものでしょうか?

もちろん、遠い未来の大きな目標と、近い未来の小さな目標とでは達成可能かどうかは変わってきます。

 

例えば、高校に入学した時に、

「インターハイの標準タイムを突破したい」という目標を立てたとします。

 

ところが、今の自分のタイムは50mであと10秒足りないとします。

ちなみに、2020年の50m自由形の男子は長水路で24.29です。

インターハイの予選は6月~7月です。

入学は4月。

ベストタイムが35秒だとします。

「2か月で50mを10秒縮める」

これはどう考えても目標が高すぎますよね。

でも、もしかすると2年後、高3の夏なら切れるかもしれません。

これなら達成可能です。

 

ということは、直近のインターハイ予選の目標はもう少し低くして、「33秒台に突入する」などの達成可能なものを考えましょう。

高すぎる目標は逆にやる気を削ぎます。

長期的な目標は高くて良いのですが、そこに至るまでの階段を作り、短期の小目標として設定していきましょう。

Realistic 現実的

設定した目標が達成可能であったとしても、それが自分にとって現実的かどうかを考える必要があります。

前章の例をもう一度使いましょう。

「50m自由形、35秒の高校生が2年後の高3の夏に24秒29を出してインターハイに出る」と設定したとします。

何と言っても、全国大会。

しっかりと練習やトレーニングを積まないといけません。

それができる環境でしょうか?

 

練習日数は確保できますか?

冬場にもしっかり泳げる環境はありますか?

練習が週1回しかできないのに高い目標は達成できるでしょうか?

もし仮にそうだとして、週1回でも結果を出せる道筋は立っているでしょうか?

Time Bound 期限があること

夏休みの宿題を最終日にガ―っとできるのは期限が設定されているからです。

朝の通勤時間帯に駅で電車の乗り換えダッシュができるのも、発車時間という期限があるからです。

 

期限の設定は目標達成のための大きな原動力になります。

期限は具体的に目標設定をすれば、自ずと明確にはなりますが、改めて見直したいところ。

「いつかできたらいいな」とか、「次の試合かその次の試合か、その次の…。」ではありません。

ひとまず「この日まで」「この試合で」を決めます。

保険をかけず、「その日」にしっかり力を出せるように取り組んでみましょう。

最後に

スポンサードリンク

もちろん今回の項目すべてを満たした目標設定ができると理想的かもしれませんが、そうでなくてもかまいません。でも、特に「具体的」と「期限を決める」この2つはぜひやって欲しいです。

 

お知らせ

 

公式LINE!

名前をクリックでレビューがご覧になれます。

FORMSストーリー レッスンでの取り組み

Links

メディア掲載

 

 

パーソナルトレーニング詳細ページ

 

 




無料配布中!

レッスン・パーソナルトレーニングに
今すぐ申し込む・相談する
レッスン・パーソナルトレーニングに
今すぐ申し込む・相談する