新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、関西圏のプールも臨時休館の嵐。
もう全国のほとんどのスイマーが泳げなくなりましたね。
選手も指導者も、みんな何かしら家でやれることをやろうと取り組みを始めているようです。
自分も何かしたいなぁと思って考え付いたのがZOOMでの水泳勉強会Live配信(今のとこ無料)です。
今後も不定期&気まぐれで配信しようと思いますので、昨日どんな感じだったのか紹介したいと思います。
なんで勉強会?
「泳げなくなったから、家でもできるトレーニングを配信しよう!」ってインストラクター、トレーナー、コーチ、スイミングクラブはもうあふれかえっています。
テレビでもオンライントレーニングの様子が取り上げられていましたね。
テレビで取り上げられた時点で、もう生徒さんの取り合いになっていると思うんです。
実際SNSのタイムラインやストーリーには様々なオンライントレーニングの様子が流れてきています。
これから戦国時代になるんでしょうね。
Youtube配信も増えると思います。
つまり新型コロナウイルスの影響で、オンラインのトレーニングサービスはレッドオーシャン(競争率の高い血の海)になりつつあるということです。
ではどうしようか。
家で行うトレーニングは、他の人たちに任せてしまおう。
その中で、せっかく時間があるのだから普段時間を取れないことをやろう。
「そういや、多くの人は普段体を動かせるけれど、自分のスポーツについてしっかり理論的に考える時間は少ないのではないか?」と思いました。
学びと戦略を立てる時間が少ない
これって結構もったいないなと思いました。
スポーツは考えないとできません。
考えるにはその機会や基礎知識が必要です。
コロナウイルス騒動が終わった時に、「よし!この作戦で泳ごう!」っていうのがあったら強くないですか?
自粛要請で時間ができたからこそ、体を維持するだけでなく、普段時間が取れないことをやってみるのも良くないですか?
そう考えたわけです。
勉強会の内容と流れ
勉強会の流れは、まず僕がその日のメイントピックを語ります。
メイントピックは「こうすれば泳ぎが上手になるよ」というものではありません。
基礎知識です。
昨日であれば「泳ぐときに生じる3つの水の抵抗」です。
そこから、
「じゃあ抵抗を少なくするには自分はどうすれば良いのだろう?」
「自分は普段どうしているんだろう」
「他の人はどうしているんだろう」
それを考えることが大切なんです。
メイントピックを話し終えた後、ワークとして皆さんにコメントを書き込んでいただきました。
①ストリームラインで意識していること
②泳ぎの中で水の抵抗を減らすためにしていること
ちなみに正解不正解はありません。
考えることが正解です。
書き込んでいただいたコメントを時間の許す限り拾っていきました。
顔出し声出しNGな方もいらっしゃるので、その場合は僕の方で話を膨らませて知識提供をしました。
トーク可能な方には書き込んだ内容をより詳しくシェアしていただきました。
ストリームラインの意識についてのコメントでこんなことがありました。
お腹の意識についての意見が多かったのですが、みなさん結局は同じ体の使い方をしています。
でも、1人1人「キューイングの言葉」が違うんです。
これってすごく面白いことで、「あ!この人のキューイングの方が分かりやすい!」って発見にも、「言葉は違えど自分の意識は間違ってなかったんだ!」って確認にも繋がります。
大切なのは後から
Live中に泳ぎを改善するためのアイデアが閃かなくても全然良いと思います。
これから考えていく時に、基礎知識を理解していることが大切です。
例えば、トップスイマーの泳ぎを見る時も、「なんでこうしているんだろう?そうか、この抵抗を減らすためか!」って分かれば世界が変わります。
僕は少しでも皆さんがそうなれば幸せです。
何でZOOMなのか
インスタライブでも良いのですが2つ欠点があります。
①画面が縦で資料を出せない
②誰でも見れてしまう
特に②が嫌なのです。
zoomは参加するためにミーティングIDとパスワードを入力する必要があります。
ひと手間あることで、モラルの無い人などの参加を防げます。
インスタのライブ配信機能は今後使っていけたらと思いますが、zoomほどしっかりした配信はしない予定です。
今後の予定
今のところ次回の予定は決まっていませんが、トピックや時間帯が決まれば配信をします。
次回以降配信を行う時はホームページの方でも案内をさせていただきますので、皆様よろしければご参加ください!
zoomのダウンロードをお忘れなく。
基本のタイムテーブルは下記の通りです
~5分:受付と説明
~20分:メイントピックの解説
~終了まで(40分):質疑応答、コメントからディスカッション