今日は前から以前から思っていたことを書いていこうと思います。それは目標を達成するために楽な方法も簡単な方法もないということです。何かを成し遂げるための特効薬はこの世に存在しません。もしかすると皆さんのやる気を削いでしまうかもしれません。でも大事なことだから、本気で何か目標がある人には読んで欲しいです。自分への戒めとしても書きます。
様々な方法が現れるけど、どれも簡単でも楽でもない
水泳に関しても、トレーニングやダイエット、その他どんなことにおいても次々に新しい方法が現れます。
例えばダイエットであれば、味覚や食欲をコントロールする方法とか呼吸を整える方法とか、体をリセットする方法とか。
他にも肩甲骨や骨盤など特定の部位に徹底的にアプローチをかけた方法があったり。
もちろん提供する方も商売ですから、「楽に」とか「簡単に」ってワードを使います。
それは別に悪いことではありません。
過酷な食事制限やトレーニングをがむしゃらにやるよりは、合理的で楽なのかもしれません。
でも、比較対象がそれなだけで、今の自分自身のライフスタイルと比べたらそれは楽でも簡単でもありません。
結局は習慣を変え、今までの生活にひと手間と我慢を加えるわけです。
もしそれが簡単にできるなら、現状ダイエットが必要な状況になっていません。
それができないから、いろんな方法に手を出しては続かずに断念する。
そして現状が変わらない。
この繰り返しです。
どんな物事もそうです。
今より自分のレベルを上げたい、何か改善したい、そう思うのであれば自分が想像している以上に膨大なエネルギーが必要になります。
結局はどんなに素晴らしい方法や従来より簡単で楽とされる方法でも、継続しなければ実を結びません。
そこには覚悟が必要です。
毎日自分と格闘する
何か目標を達成しようという時は、今の習慣を変えたり新しい習慣を作ることから始まります。
一回、一日でパーフェクトになれる人はいません。
どんなに天才と言われる人でもある程度の繰り返しが必要です。
もちろん10回で結果が出る人もいれば1000回でやっと結果が出る人だっています。
でもその差を嘆いても仕方ありません。
1000回やらないと自分はできないなら、1000回やるまでです。
トップオブトップになりたければ、努力と才能の両方が必要ですが、そこまで行く以外(個人の中で設定した目標)は努力の総量で決まります。
そうなると、いかに自分に厳しくなれるかです。
先生やコーチと呼ばれる人はその手助けをしてくれたり、目標達成に必要なノウハウを提供してくれます。
ですが、最終的にやるのは自分です。
どんなに良いものを与えられても、最後の最後に行動を起こす自分に、何かしらの結果が出るまでやり通す覚悟が無ければ意味がありません。
スポーツやダイエット、勉強、仕事なんでもいいですが、新しいことやレベルアップのための取り組みはしんどいです。
今までの生活にプラスして何かするわけですし、何かを我慢することになります。
それはお菓子かもしれないし、睡眠時間かもしれない。
遊びに行く時間かもしれない。
なまけようとする自分と毎日格闘する必要があります。
ついついサボりそうな心の声と戦います。
どんな画期的な方法(ダイエット方法や学習法など)でも、最後のこの部分は同じです。
勝つしかありません。
現状を変えるとはそういうことです。
大変なんです。
僕は平日の朝(月~木)はトレーニングを1時間、ブログや仕事を1時間と決めています。
その後に外へ仕事をしに行きます。
なので8時に家を出るとしても5時には起きねばなりません。
正直つらいです。
毎朝格闘します。
でもそれが生きていくことだと思うんです。
でもずっとは続かないから
しかし、365日24時間ずっと自分を律し続けることはほぼ不可能です。
これは仕方ないことで、どんな人にでもあります。
どんなに自分に厳しい人でも、ある日ふとしんどくなってしまうことがあります。
そんな時は一度休んでも構いません。
ただし、休んだら戻ってくること。
これが物事を継続するときの最大の試練だと思います。
一回一回のやるべきこと(例えばトレーニングや勉強など)よりも、戻ってくることこそが最も難しいことです。
どうやって戻ってくるかは人それぞれだと思います。
また元の自分に戻ってしまうこと、残念な結果で終わってしまうこと(試験に落ちるとか試合で惨敗するとか)を想像してみるのもその一つだと思います。
もしそれで、「その結果でもいいや」ってなるのなら、それは心底達成したい目標ではないのかもしれません。
もう一度自分自身と話し合う必要があると思います。
とにかく行動が必要
とにかく行動が大切です。
「こうなりたいな」「こうしようと思っているんだ」「しなくちゃいけないんだ」って考えるだけではもちろん目標は達成できません。
どんなに良い方法でも、行動に移さなければ意味がありません。
どんな小さなことでも構いません。
資格を取りたくて勉強をするのなら、まずは参考書を1ページでも読むことから。
ステップバイステップです。
そしてもう1つ行動が大切なシーンがあります。
それは、怠ける自分に負けそうになる時。
「どうしようかなぁ、嫌だなぁ」と思っている間に行動に移ってください。
やる気が出ていなくてもかまいません。
嘘でも「やる気があるんだ」と自分に言い聞かせて取り組んでください。
そのうち本当にやる気が出てくることがあります。
心と体はリンクしています。
多くの人は心→体の順でしかはたらきかけません。
でも、私たちは目標を達成したいのですから、体→心の順番も使いましょう。
使えます。
習慣化してからが本番
目標を達成するためには新しい取り組みや意識が習慣化してからが本番です。
それまではどんなに良い方法であっても、その本領を発揮できていません。
習慣化されて、その毎日が当たり前になった時の自分を想像してみてください。
今と全然違う自分を容易に想像できると思います。
その積み重ねです。
ただし、習慣化されるには数か月継続することが必要です。
そのためには覚悟を決め、自分と格闘して勝たないといけません。
小学生、中学生にはまだこの覚悟ができる子は少ないかもしれません。
きっとそれはまだ心底悔しい思いとか、どうしても手にしたいと思ったことがないからというのもあると思います。
でも、心配しないでください。
もし今自分が取り組んでいる内容(水泳や習い事や勉強)を辞めずに取り組んでいたらきっとその日が来ます。
その時に思い出してください。
毎日続ける覚悟を決めることを。
結局はシンプル
結局はシンプルです。
目標を達成することは容易ではありません。
もし簡単であれば、この世の全員が夢を叶え、毎日に不満も悩みもなく生活しています。
でも、現実はそうではありません。
本には「簡単ダイエット!」って書いてあるのに、購入者全員が痩せれるわけでもないし、継続できるわけでもない。
方法は簡単かもしれないけれど、土台となる「方法を続けること」は簡単ではないんです。
根性論は好きではありませんが、こればかりは多少の根性が必要です。
目標を達成できるかどうかを決める道理は単純です。
努力の総量だけです。
残酷ですが、努力が報われるかどうかの保証はありません。
自分でコントロールできない要素もありますから仕方ありません。
でも、自分でコントロールできること(この後仕事や勉強をするか否か)は、、、、、?