競泳でタイムが出ない!伸び代を知るための10のチェックリスト

「競泳で自己ベストがしばらく出ていません、、もうこれ以上何をしていいのか、、、」そんなお悩みをもってたくさんの選手がレッスンやトレーニング、オンラインコーチングにきてくださいます。でも待ってください、だいたいが諦めるには早すぎ。まだ伸び代が山ほどある。でもそれには気が付きにくいですよね。ってことで、タイムが出ない時に確認したい伸び代を知るためのチェックリストを書いてみました!

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おざきコーチ
おざきコーチ
伸び代の無い選手って来た?
はやしコーチ
はやしコーチ
今の所来てないやろ。

 

ほとんどの場合、

足りないところに気が付かず、自分もしくは保護者の視点で「限界」と決めているパターンです。

 

わかります。

 

「こんなに毎日頑張っているのに」

 

それはそう。

でも、西へ行きたいのに東へ全力疾走していたり

西に自転車でいけばいいのに、ほふく前進にこだわっていたり

 

それも「頑張り」ではあるかもしれないけど、、、

 

そんな感じのことしていませんか?

 

以下、チェックリストです。

 

①25m全力で泳いで、ターンしてから25m潜水ができるか

おざきコーチ
おざきコーチ
どうしてみんなスイムばかりにこだわるのか。

 

タイムがもう出ません!!

 

と言いながら、ターンして5mにも届かないところで出てくる子が非常に多い。

いや、、、、。

 

もうそこだけでタイム出るやん。。

 

というのも、訓練されたドルフィンキックは絶対にスイムより速いからです。

 

「え、ドルフィン苦手だから早く泳ぎ始めた方が速いもん!」

 

おざきコーチ
おざきコーチ
おかしいやろ!笑

 

はやしコーチ
はやしコーチ
それやったらもうドルフィンキックが伸び代やないかーい笑

 

 

自分の苦手なところは改善したくないのに、伸び代がなくて困る?

 

はて、、、。

 

おざきコーチ
おざきコーチ
逮捕
はやしコーチ
はやしコーチ
伸び代警察。

 

いやさ、、

ルールの範囲で先にゴールをタッチした人が勝ちなんですよ。

そして、なぜ15mまでしか潜ってはいけないルールなのかわかりますか?

 

潜ってる方が速くて、規制しないとスポーツとして成立しないからです。

 

じゃあ、レースでターン後も15m近く潜れるようになるためにはどうしたらいいか。

ターン後余裕で25m潜れる技術と体力が必要です。

 

25mを全力で泳ぐ→ターンして25m潜る

 

25m潜る力量がある人間だから、レースで15m潜ってもその後に泳げます。

8割でそれができるから余裕があります。

 

小学生でも、25m全力で泳いでターン後15mは潜れるように。

それができないうちはずっと伸び代。

 

②学校の体力テスト(スポーツテスト)で満点かどうか

「水泳やから、別に50m走遅くてもいいし〜」

「ボール投げへんし〜」

 

おざきコーチ
おざきコーチ
逮捕

 

なぜ必要かの理由を一覧で書きますね。

 

✅水泳も陸で行う運動の応用に過ぎない

✅陸の生き物なので、陸の方が身体能力をフル活用できる。そこが君の身体能力の上限。

✅つまり、そもそもの身体能力が低いままだと水泳の記録も止まる時期が来る

✅競泳は、他者との接触もないし戦略性も薄い。自分の体だけで行う競技。最後は身体能力。

✅技術的に改善がなくても身体能力が上がればタイム出る。技術の向上だけで攻略しようとするのは変なこだわり。

✅技術の限界は身体能力の限界が決める。

 

 

おざきコーチ
おざきコーチ
そもそもさ、体力テストってスポーツしてない子も含んだ全体の平均値で得点決まるわけですよ。

 

スポーツしてて、しかもその中で秀でた成績を残したい?!

 

満点以外ないでしょ、、、、。

 

満点じゃないって???

はやしコーチ
はやしコーチ
鍛えーや。

 

③練習時間以外で何かをする習慣があるか

天才と練習の集中力が半端ない人以外は、単純に人の倍の努力を積めばある程度にはなれます。

たしかに、頑張ってなさそうやのに速い人とか、天才とかそういうのはいます。

 

でも、こんな記事見てるってことはきっと君はそうじゃない。

そんなひとつまみの確率しかいない人間と同じやり方に憧れても無理。

 

努力して納得いく結果を出している子は、すべからく練習時間以外にも何かしていますよ。

 

✅トレーニングしている子

✅ストレッチしている子

✅外部の指導を受けにいく子

✅水泳のために他のスポーツもしている子

 

上2つは今からでもできるよね。

④スタート練習を普段からできているか

おざきコーチ
おざきコーチ
下手な子があまりにも多い。
はやしコーチ
はやしコーチ
これだけでタイム出るよな。

 

これもドルフィンキックと同じです。

やらないと上手くならないし、スイム以外のところで速くなってはいけない決まりはありません。

 

「でも普段のスイミングのプールはスタート台が違うし、、、、。。」

 

おざきコーチ
おざきコーチ
逮捕

 

いや、、、、

調べて欲しいんです。

便利な時代のスマホ、フル活用してくださいよ、、、。

 

各地方に大会で使える大きなプールありますよね?

そこで練習できることがほとんどですよ。

 

✅定期的に飛び込み練習イベントが開催されている

✅スタート台常設で自由に使っていいプールもある

✅仲間と貸切をすれば設置してくれることがほとんど

(仲間いなくても本気なら家族で人数合わせれば良くない?)

 

確かに、どれも全く不可能な都道府県もあるかもしれません。

でもきっと近隣の都道府県に行けばどっかあるはず。

 

やらないと上手くなりません。

時間とお金をかけてもいいと思えるほど本気でないなら、そら伸び悩みます。

 

うちは京都ですけど、個別指導に1番遠いところで九州から来てくれた子達が複数人います。

その本気度の子達と同じ土俵に上がります。

その子達が出したタイムが翌年の基準になっていきます。

 

競争競争、言いたくないけれど。

もし悩んでて、、、、ならね。

 

(ちなみに京都の各プールは人数をそろえて貸し切れば飛び込めますし、定期的にプール施設が主催して飛び込み練習会を開催されています)

 

スタート1つとっても試される部分は大きいですよ。

 

⑤自分の距離に応じた練習ができているか

専門種目は何ですか??

 

水泳界は他の競技と比べて100年くらい遅れている環境も多くて、

スプリント選手もロング選手も同じ練習メニューをしていることがとても多いです。

 

はやしコーチ
はやしコーチ
陸上で言ったら、マラソンランナーと100m走選手が同じ練習している

 

水中だから特殊とかではありません。

人体の理に反した努力で成果を出そうとするこだわりは捨てましょう。

 

とはいえ、内容を自分で決められるわけではありませんから、

 

自主練行くしかないよね。

自分は長距離選手なのに泳ぎ込みが足りないと思うなら、サークル練習や距離を泳ぐ練習を自分で泳ぎこむ。

スプリンターなら、10mや長くて25mのダッシュ練習を自分でやる。

 

実際、チームは限られた環境と時間で成果を出さないといけないから仕方ない場合もあります。

練習メニューのせいにせず、自分の裁量が効く努力ができていますか?

 

⑥スカーリングが下手くそではないか

おざきコーチ
おざきコーチ
これも多いよな
はやしコーチ
はやしコーチ
ふた開けたらこれやったりする

 

ある程度泳げるようになると、ついつい高度な技術にばかり目が行きがちですが

 

「基本的な技術」

 

積み上がっていますか?

 

「プルが遅い」「水がかからない」

ストローク技術を教えて欲しいと訴えてくるから、試しにスカーリングをしたら、、、、。

 

ド下手

 

ほんとよくある。

 

高度な技術を習得する以前の問題。

基礎から。

 

スカーリングで練習サークルが回れないとか、同世代の子達と比べてスカーリングが下手すぎて進まないとか。

ありませんか???

 

次の章も似たような内容なので、解決策は合わせて読んでみてください。

⑦けのびで12.5mは超えてね(高校生以上は15m)

前章のスカーリングと同じ。

 

伸びのある平泳ぎをしたいと言うのに、壁からけのびをして全然進んでいない。。。。

 

無理やん。

 

12.5mは超えよ?

壁から無理でもせめて飛び込んで超えよ?

 

え?方法がわからないって?

 

うちに習いに来る???笑

 

まあさすがに遠方で無理とかならコーチに聞いてみて欲しい。

「教えてくれない」は受け身。

しつこく聞いてみて欲しい。

本当に速くなりたいという熱量を持って。

それで教えてくれないなら、、、、

 

仕方ない。。

 

遠方って?

 

オンラインでも習ってる子が結構いるから安心してね(笑)

 

⑧50mスイムで出したいタイムから+10秒以内を板キックで出せているか

なんとなく練習になってしまう

なんとなく普段通りのそれなりのタイムなら「調子悪くない」と納得してしまう。

人間は多分そういう生き物。

 

おざきコーチ
おざきコーチ
たいほ。。。
はやしコーチ
はやしコーチ
疲れてるやん

 

メイン練習でタイムに注意を向けるのは当然のこと。

1歩踏み込んでストローク数や泳ぎに注意するのは次の段階。

まあ、ここまでやれて当然。

 

さて、同じくらいキックの練習に対しても技術、タイムともにこだわってできているでしょうか?

おおよその基準としては50mのスイムで出したいタイム+10秒をビート板ありのキックで出せないと行けません。

 

そのためにはキックを打つ脚力、柔軟性、打ち方の技術ともに注意深く磨いていかないと。

もしこの基準が全然だめなら、単純なキック力。

もしかすると脚力の向上だけでタイムが出ると思います。

 

プルも同じです。

せめて50mのベスト+5くらいまでは出して欲しい。

 

⑨同じようなレースを繰り返していないか

伸び悩みのドツボにハマってしまている選手は同じパターンの変わり映えしないレースを繰り返す傾向にあります。

 

同じようなラップタイムはもちろん、

息継ぎやドルフィンキックの戦略まで同じ。

 

毎回同じことをしにいくだけでは得られるものがありません。

停滞している時は、何かを変えてください。

 

そしてその何かを試合本番で変えるにはどう練習に取り組めばいいか考えてみてください。

 

試合当日、いきなり1/3呼吸のクロールをするって無理ですよね。

だから練習で1/3呼吸のクロールを練習する。

その中で発見があったりするんです。

 

⑩全振りしてる?

おざきコーチ
おざきコーチ
逮捕。
はやしコーチ
はやしコーチ
まだ何も言ってないww

 

あのさ、なんであれもこれもしようとするの?

難しくないですか?

 

時間とエネルギーは有限なんですよ。

お金があっても買えないんですよ。

 

二刀流が流行ってるからですか?

あれもこれも同時に成功させようとしなくてよくない???

 

一点集中した方が絶対成果上げやすいですよ!

 

同時進行は中途半端しか生まない。

 

全振り!!

これが最強。

 

泳ぎを修正するときもそう。

種目を選ぶ時もそう。

まずは1つずつ。

全振り。

できたら次!

 

次から次から浮気しない!

 

 

てか、大谷翔平も結局は打者に全振りシーズンの今年が打撃成績キャリアハイやん。

結果的にケガとかで投手と打者と1年ずつ交互にやるような感じになって両方できて

長期的に見た「二刀流成功」やん。

 

100億円プレーヤーでそれぞ!?

 

努力すればできる!!!とは言わない

努力すればできる!!

できないのは努力してないからだ!!

 

と言い切るのも最近は嫌で。

でも、続けていればチャンスは増えるし、何かそこから得られるものは増えると思う。

 

頑張ってないから悪いとか

努力してないからできないとか

 

なんか短絡的なマッチョ思想になるのは嫌だな。

それを踏まえて、こういうことはしたほうがいいんじゃね?って記事でした。

 

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